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WEB-RTA-OFF CLIMAX!!参加レポート

WEB-RTA-OFFの参加レポートです。
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私はLet's Tapの走者、Racing Pitchの解説として参加しました。

イベント前

元々夏にRiJの現地に行く予定だったのがコロナの濃厚接触者の自宅待機で流れ、どこかでオフイベ出たいなーという思いを残していた中、ウェブスタの閉店とWEB-RTA-OFFの一区切りとしてのCLIMAXの開催。
(他に西のイベントだとJAWS Playersもありましたが、F1の時期と近すぎて旅費確保ができなかったため断念)

主催にもよくメキシコなどで世話になっているし、時期もちょうどいい。ここで応募を投げなくてはと思って勢いで2作投げ込みました。

1つは今回走った「Let's Tap」。
Midwest Speedfestという海外イベントで、オフラインで走っている様子が面白くて練習したRTAですが、オフラインでやれる回が全然出てこないのと、プレイスタイルが特殊で動きがあるゲームは知名度が低くてもある程度盛り上がるだろうと思っての選択でした。

もう1つはバックアップ採用だった「シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件」。
もはや代表RTAと化したゲームです。私はこのゲーム好きじゃないけど、アクションとしてちょうどいい時間とホームズの知名度がいいゲームです。すごいゲームなのはわかりやすいのも良い。

9月25日に当選発表があり、無事Let's Tapが採用、バックアップに伯爵令嬢が入り、さて練習…ともあんまりならず、10月はF1日本GPに行ったり、11月はリバリーを作ったりしていました。
Let's Tap世界3位、伯爵令嬢誘拐事件世界1位の記録を持ってるので、旅行終わってから一ヶ月あれば詰まるでしょうと読んで進めてましたが、10月下旬から予想以上に仕事が忙しくなったのと、11月頭に遭った交通事故の事故処理でえらく精神を削られてあまりゲームが手が付かない状況になっていました。

そんな中でリバリー作成はなんとか意識をイベントに持ってくのに使ってました。
元絵を見つつ、ひたすら図形を合わせてトレースするようにして作成するのですが、時間がとんでもなくかかる一方、貼り合わせる作業が精神に良かったです。
なお、各人物絵(リロイングマンちゃん、はらくん、あおちゃん)が概ね1500~2000枚程度、JAWSのロゴが約100枚程度の図形で構成されています。

Forza Horizon 5リバリー編集画面。合計で3000枚までしか図形を使えないため、
他のデザインを入れることを考慮しつつ、画質と図形枚数のバランスを取る

時間を若干戻してスケジュール発表の話をすると、正直1日目の選出は笑ってしまいました。ほぼ全員知ってる走者なのがすごい。
区間は2番手、RTA in biimの運営とJAWS Playersの運営の間です。大御所の間で、両方ともそこそこイベントで披露されてるような有力なゲームです。重たいですが、すべてを受け入れて走るしかやれることはなかったので、恥をかかない程度のタイムで完走できるようにしようとしました。

解説については、Racing PitchがLet's Tapの次なので、後ろで腕組んで見てようかな~と思ってたら、走者のみかしぎさんから呼ばれました。

準備に関しては、概ね最後の2週間で練習を繰り返し、Let's Tapのタイムを詰めに行きました。結局自己べは出なかったものの、18分台が安定してるところまで来たので、行けそうかなと手応えはありました。
伯爵令嬢誘拐事件については本番2日前まで触ってなかったです。いつ触っても安定ルートだと20~22分になってしまうので確認のモチベが全然上がらないゲームです。
念のためにRacing Pitchも少し触って11分ちょっとできちんと抜けれることを確認。このプレイが後で役立つとは全く思ってなかったです。

本番前日~当日(イベント前)

今回の日程では行きが夜行バスのため、2日前に荷物を全部まとめ、本番前日の夜から移動開始になりました。

Wiiを持ち込まないとセーブデータの問題があることに気づき(初期だと4-1~4-4が開放されない)Wiiを持っていくことになったのですが、荷物がかなり大きくなってしまいました。だいたいWiiとLet's Tap専用タップボックスのせいです。

朝に大阪に到着し、ネカフェでシャワーを浴びて日本橋へ。
先にウェブスタの位置や周辺を偵察した後、電車で万博記念公園に向かいました。

周辺偵察
太陽の塔、万博記念公園にて

太陽の塔。
孤独にそびえ立ち、世界と正対している。

11時ごろに公園を離れ、ウェブスタへ。
ここでSuicaを入れているApple Watchの電池切れで改札から出られなくなりかけましたが、証明書発行してもらって事なきを得ました。
ウェブスタに11時45分ごろに到着し、受付を済ませて色々な方々に挨拶。
概ね声はわかるけど、顔を全く知らない方々なので、「実在してるんやな~」ってゆるゆる思いつつ名刺渡して回ってました。

「真・女神転生if…」を観戦し、オフラインでの一体感、会場からの反応を生で感じつつ、オンラインとはまた違う生だからことの熱意を感じながらLet's Tapの準備へ。

Let's Tap

走者参加枠です。
プレイについてはアーカイブをご視聴ください。

Let's Tapについては、結構早いタイムで抜けています。正直こんなに早く抜けれるとは思っていませんでした。

最初緊張してたのか箱の硬い方を使うのを忘れてたり(叩いてる途中で気づいた)箱のセット位置が悪く、箱を叩いている間に前進して電源を押したりとトラブってましたが、自己べ程度のペースでクリアしました。
リロイさんから提供されたAT2020の箱がなかなか良かったです。ある程度硬さがあってサイズがある方が地面からの跳ね返りが少なくて叩きやすいかもしれません。
何も考えずに喋ってますが、楽しくやらせてもらいました。途中若干解説怪しいですが…
箱の交換はオフでしかできない荒業でしたね、ありがとうございました!

Racing Pitch

解説参加枠(兼載せ替え先エンジン)です。
走りについてはアーカイブをご視聴ください。

https://www.twitch.tv/videos/1664871250

横で腕組んでる人枠なので、大体解説も横で腕組んでる人みたいになってました。解説の打合せは「なんか適当にやりましょう」の一言で終わってたので、いきなりスケッチブックにペンで書き始めたときは少し焦りました。最初のやり取りが微妙に怪しいのはそのせいです。

会場で音声入れるのが難しく、序盤からエンジンが安定せず、途中で爆発したあたりでかなり危険な感じでしたが、最初から最後まで怪しげな進行になりました。おそらくですが、みかしぎさんの音量が足りなくてエンジン入力に他の音が入ってしまっていました。

頑張って進めていましたが、普通でもギリギリの音量でやっているみたいだったので、かなり無理して声入れてたのが横で聞きながら伺えました。
Track10で爆発し、最後は最終シケイン直前での爆発で体力的にも精神的にも限界近そうだったのでさすがに交代を申し出ました。
実際触ると低い音が全然入らず苦戦しましたが、なんとかTrack10はきっちり決められてよかったです。
今度どこかでみかしぎさんにリベンジしてもらいたいものです。

その後

三国無双を見つつ、途中でホテルに荷物置きに走り、バックアップのForagerの錬成術や日本3大RPGの一つカケフの鮮やかな突破を見た後、Japanese Restreamのスタッフ勢に誘われて夕食へ。

ご飯を食べてからウェブスタへ戻り、接戦を繰り広げつつまさかの最後で大暴れされたミスクエと、FF15リレーを観戦。

直接感じられる会場の雰囲気、実際に起こる拍手、様々な走者の方との交流…
色々なことが初めてで楽しいイベントでした!
この場を借りて運営のR-0109さん、スタッフの方々、ウェブスタの店長さんに改めてお礼申し上げます。

最後に

『死ぬのもよし、生きるもよし。ただし、その瞬間にベストをつくすことだ。現在に、強烈にひらくべきだ。』
そう、岡本太郎も言っていた。


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