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ローモバのイベントで無言ユーザーして失敗した話

ローモバに手を出したのは2ヶ月前。よくある「○○さんと一緒にローモバをやろう!」みたいなやつだ。少しやってみて、「がっつり課金する気はない」=「じゃんじゃん時短アイテム使えない」=「だんだん待ち時間が長くなる」ことがわかった。アカウントが2つくらいあった方が間延びしなくていいのではないかと思い、半月遅れて始まった別のイベントにも参加したのだが、結果から書くとあまりいい選択とは言えなかった。
(以下、初めに参加した方を「座組A」、次に参加した方を「座組B」と呼ぶ)

最初の誤算は、「座組A」でちょっとした “サブ垢ブーム” が起きてしまったことだ。なんとこのイベント、サブ垢OKなのだそうだ。同じイベントの別ギルドに浮気しなければ1人3垢でも4垢でも好きなだけ作って参加していいらしい。いや、そういうことは先に言ってくれと。
実際「座組A」のライバルギルドで、1人で16垢くらい作る猛者が現れ、レベル15の城をせっせと増やす事案が発生。(※「レベル15以上の城の数」はイベントランキングに関わってくる重要な要素なのです)
これはまずいということで「僕も!私も!」とサブ垢が生成され、調子に乗った俺も2垢追加してしまった。要するに、「座組A」が3垢、「座組B」が1垢で、合計4垢を動かすことになったわけだ。自分でやったこととはいえこれは想定外だった。

8月。「座組A」のイベントが半月先行しているということは、当然、終盤戦に突入するのも「座組A」の方が早いということだ。終盤戦プラス3垢の状況下で、時間的にも精神的にも「座組A」のウエイトが自分の中で大きくなり「座組B」ではいわゆる幽霊部員状態になってしまった。お城にバリアを張る都合があるから1日1回は必ずログインするのだが、稼働率は低かったように思う。
今思えばこれがよくなかった。「座組B」の所属ギルドはディスコード等を使って頻繁にコミュニケーションを取り積極的に作戦会議を行うなどして、本当に本当に真剣にこのイベントに取り組んでいた。勝ちにいっていた。その中にあって、チャットにも参加せず幽霊部員で無言ユーザー。我ながら失礼な話だ。なんとなく見えない壁のようなものが出来てしまい(もちろん作っていたのは俺の方)、温度差を感じるようになったのだが、この温度差がのちに尾を引くことになる。

んで、ちょうど俺が幽霊部員だった頃に「座組B」で事件が起きていたらしい。詳しいことは今でも知らないが、わかっていることは「座組B」のライバルギルドの何名かが一時的にイベントギルドを抜けてしまったことと、その結果イベントの公平性が保てなくなるほどの何かが起こってしまったことだ。

(※補足 ギルドの総パワーがイベント最終ポイントに反映されるルールの場合、総パワーって駆け引きなんですよ。高橋ギルドと1億差がついた!田中ギルドが5000万差で迫ってる!という具合に。イベント期間とライバルギルドの動向を見ながら競っていくわけ。そんな中、一度抜けて戻ってくるなんて行為を許したら、抜けてる間に他のイベント参加者の見えないところでめっちゃ課金してしこたまパワー上げてイベント最終日に戻ってくるなんてことができちゃうわけです。ずるいでしょそんなの。だから普通に考えてイベント期間中にイベントギルドを一時的に抜けるってありえないと思うんですけど、どういうわけか運営サイドがそれにOKを出してしまい事態がこじれたらしい。一時的に抜けたユーザーが実際に何をしたのかは、俺は本当に知らない。)

「座組A」のイベントが無事終了し、残すは「座組B」の1垢のみ。このまま無言ユーザーでやりきってしまうか、もう少し積極的に発言するようにするか決めかねていた矢先の出来事である。とにかく、運営さんがzoomで説明会を開くというからそれを待ったのだが、事前に配布された資料をほぼ上から読むだけというもので、納得のいく説明は残念ながら得られなかった。はっきりしたことは、「座組B」のイベントが、イベントしてほぼ形を成さない状態になってしまったという事実だけだ。

ライバルギルドの動きが気になってソワソワが止まらないラスト1週間のあの感覚が どっちらけ になったのである。ソワソワを通り越してドッキドキの心持ちになるラスト1日のあの興奮が事実上なくなってしまったのだ。

幽霊部員状態の俺でさえがっかりしたのだから積極参加組の落胆は相当なものだった。落胆はいつしか苛立ちに変貌していったようにみえた。この頃から荒っぽいプレーが目立ち始めたのである。もとよりこのアプリは弱肉強食のゲームだ。人のお城を燃やすことはルールで認められている。自分たちも外国ギルドから執拗に絡まれ、いじめられ、さんざん嫌な目にあってきた。こちらが好戦的なプレーをして悪く言われる謂れはないと言ってしまえばそれもそうなのだが……。この辺はなんとも言えないところだが、少なくとも俺の目には「ルール上OKだが嫌がられるプレー」をしていたようにみえた。特に最後の週末は。例えば格下の相手を取り囲んで燃やすといったような。

他の無言ユーザーがどんな気持ちだったか俺にはわからないけど、俺に関して言えばここで温度差が決定的になってしまった。「良い・悪い」というより「肌にあう・あわない」の話。ちょっとこの空気、無理だなぁ……と。思考もどんどんネガティブになっていった。

だからギルドの面々に何かを言いたいとかそういう話ではなくて、結論としては「積極的に声出していこーぜ!」と最初から公言してるギルドで無言ユーザーなんてやるもんじゃないという一言につきる。対話の扉はいつでも開かれていたのだから思っていたことがあるならその場で言えばよかった。そうすれば、終わってしばらくしてからこうしてぐだぐだ書くこともなかったろう。

やっぱコミュニケーション大事よねって、終わってから気づいたって話。

蛇足。
運営さん、もうちょっと参加要件、禁止要項、しっかりしようぜ。
例えば参加要件の1行目、
「一度もロードモバイルをダウンロードしたことがない端末でダウンロードすること」
ってこれ、嘘なんすよ。参加できるんです。
「一度ロードモバイルをプレイ済みで本イベントに参加したい方はお問い合わせください」とか書いといたらええやんホームページに。イベントを楽しく円滑に進めるため運営にできること、まだまだあると思いますよ?

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