３分でわかる日本の伝統文様【千鳥】
日本の伝統文様を３分でお伝えする新企画
今回は「千鳥」について
千鳥とは
水辺で戯れ飛ぶ千鳥を文様としたもの。
千鳥はチドリ目チドリ科の鳥の総称。くちばしは短く海岸や河原で、少し歩いては地をつついて餌を取る。この文様は千鳥が飛ぶ様や群れでいる様子を文様化したもの。鳥の柄は「富貴を運ぶ」として喜ばれることがあり、千鳥は群生を成して飛ぶ姿も好まれる理由となっている。
柄のトリビア
ふっくらとしたユーモラスな形にグラフィック化したものや直線的な線で表現したもの、写実的表現のものなど複数のバリエーションがある。また、川辺や植物、波模様などと組み合わせた図案も多く、沢千鳥や波千鳥とも呼ばれる。図案を簡略化して並べた文様を千鳥格子という。
今年は東京オリンピックが開催される歳
こういう日本古来の素晴らしいテキスチャも、
みなさんから新しい視点で見てもらえたらうれしいです。
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