【朗報】トーマスのチューイングキャンディ、美味しい

30歳を迎えるオタクがとある幼児向けお菓子について思った事を書く。

ふと立ち寄った100円ショップのお菓子コーナーに、トーマスのチューイングキャンディ(ロッテ)が置いてあったので懐かしくなり購入。今年で30を迎える成人男性が買うには少し抵抗のあるデザインだったが、久々にこういった駄菓子を食べてみたい欲望に負けてしまった。「トーマスのチューイングキャンディ」とは言葉の通り「噛むキャンディ」で、柔らかく加工されたキャンディが板ガム状に加工されて個別包装で封入されている。板ガムと勘違いされることが多いが、ガムのように口の中には残らない。キャンディなので口の中でしっかり溶ける。幼少期によく行っていた床屋が散髪の終わり際にお礼としてプレゼントしてくれたことがあり、良く食べていた記憶がある。トーマス以外にもチューイングキャンディ駄菓子は他にもある。有名なものだと「ガブリチュウ」がそうだ。「ガブリチュウ」はキャンディを延べ棒状に加工しており、非常に噛み応えがあるように作られている。「トーマスのチューイングキャンディ」「ガブリチュウ」、どちらも有名で人気のある駄菓子なのだが、ここではとりわけ「トーマス」の利点・特徴に触れてみようと思う。

1つ目は、個別包装なので少しずつ食べられることだ。
板ガムサイズなので仕事中にも気軽に食べられる。「ちょこっとリフレッシュしたいとき」「口が寂しいとき」におススメだ。

2つ目は、幅広い世代に受け入れられやすい素朴な味わいだ。
甘酸っぱく、後味のさっぱりしたグレープ味。成分表を見ても、水あめ・砂糖・デンプンなどシンプルな材料がメインなのだ。幼児を育てる父母からしても、安心して子供に食べさせられる製品だ。

最後に、包み紙に凝らされた工夫だ。
ガムの包み紙は、用が済めば単なるゴミでしかない。しかしそんな包み紙にも、幼児が興味関心を持てるような創意工夫がなされている。

例えば包み紙に印刷された折り紙がその一例だ。包み紙に印刷されている指示通りに折るだけで、簡単にトーマスの模型を作ることが出来る。
(一部の指示の表現が、幼児には少し難しいと感じる表現があるかもしれない)包み紙の印刷と言えば、おまけシールも工夫の一つだ。包み紙に転写型のシールが印刷されており、フィルム面をこするだけでトーマスの絵が転写される。転写型シールは1パッケージに1枚しか封入されていないため、幼児にとっては貴重で嬉しいオマケ要素なのだ。僕も幼少期、この転写シールを部屋の至る所に張り付けていた記憶がある。

気になる価格だが、3パッケージ(5枚×3)で税込み110円。安い。
幼児向け駄菓子とはいえ、大人でも十分に美味しく食べられるお菓子だ。
この記事を読んでくれた皆様にも、これを機にぜひ手に取って食べてみて欲しい。どこか幼少期の思い出の断片が蘇ってきそうな、懐かしみのある味だ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?