天皇賞のフォトパドック診断

・ワールドプレミア(父ディープインパクト 母マンデラ 母父Acatenango)
 前走の日経賞を使って一気に変わってきた。体の張りが違うし、皮膚も非常に薄くなってきた。ディープインパクト産駒にしてはガッチリした体付きもパーツにゆとりがあって距離は問題ない。前ツナギが立ち気味でパワーも兼備しているのである程度の道悪も問題ないだろう。

・アリストテレス(父エピファネイア 母ブルーダイアモンド 母父ディープインパクト)
 道悪は馬体的に問題なくこなせるし、前々走でもこなしているように問題なかったと思う。前走は距離的なものだと思う。ツナギが短めだし、この産駒にしては後肢も少し短い。菊花賞で3000mをこなしているが、道悪の3000mはスタミナに響いたのだろう。今回は更に200m延びるのがどうかだろう。個人的にはあまり良くないと思う。馬体的には前走時よりも張りが出て良くなっているので、当日馬場が悪くなり過ぎなければチャンスはありそう。

・カレンブーケドール(父ディープインパクト 母ソラリア 母父Scat Daddy)
 可動域が大きく距離はこなしてきているが3200mは長い印象。前走時よりもどっしりして張りの良い体付き。

・ディアスティマ(父ディープインパクト 母スウィートリーズン 母父Street Sense)
 全身バネという感じの筋肉の質。腹袋もしっかりしてこれがスタミナにつながっているのだろう。筋肉の張りが良く質も良い。仕上がりも良く、このメンバー相手でも引けを取らない。

・マカヒキ(父ディープインパクト 母ウィキウィキ 母父フレンチデピュティ)
 薄いし体高もあるのでこの距離は意外と向きそう。休み明けでもマズマズ仕上がっていて動ける態勢にはありそうだ。侮れないかも。

・ユーキャンスマイル(父キングカメハメハ 母ムードインディゴ 母父ダンスインザダーク)
 体にメリハリが出てグンと良くなった。体高が低めだが母父の筋肉の質が良く出ていて良い意味の緩さがあり、関節にも緩さがあるので距離をこなせる。良いデキで臨めそうだ。

・ディープボンド(父キズナ 母ゼフィランサス 母父キングヘイロー)
 母父キングヘイローの影響で道悪は鬼だったよう。前走は非常に強い勝ち方だった。前走時よりも無駄肉が落ちたし、非常に張り艶の良い馬体を見せている。雨の影響も残りそうで、好走条件は整っていると言って良いだろう。

・ナムラドノヴァン(父ディープブリランテ 母パンカティリオ 母父Kingmambo)
 どっしりしながらも無駄な肉が取れてシャープになっている。トモの筋肉が充実していてはち切れんばかり。飛節やツナギ、股関節に柔軟性があって距離延長は問題ない。チャンスは十分にありそうだ。

・ウインマリリン(父スクリーンヒーロー 母コスモチェーロ 母父Fusaichi Pegasus)
 軽さと緩さがあって距離はこなせそうに映る。無駄のない体付きながらも張るべきところはしっかりと張っている。牝馬には厳しい条件になりそうだが、好走できてもおかしくないだろう。

・オセアグレイト(父オルフェーヴル 母ブルーダヌーブ 母父Bahri)
 グンと体の張りが良くなっている。腰回りもパンとしたし、トモの筋肉や肩回りも力強い。骨格はあったがそれに見合う筋肉がしっかりと付いてきた。全てのパーツが長く、可動域も広いので正にステイヤーという馬体。スタミナは無尽蔵だろう。

・オーソリティ(父オルフェーヴル 母ロザリンド 母父シンボリクリスエス)
 胴が長く全体的に可動域が大きいので距離をこなせる。ただ、ステイヤーというには筋肉量は多い印象。この筋肉量はシーザリオやシンボリクリスエスの母系の特徴が出ている。2400mくらいがベストだろう。ただ、こなせる範囲ではあるし、能力で勝負になって良いだろう。

■結論はネットケイバのウマい馬券で

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