シフトから遠く離れた場所に逃げる為の自転車を僕にくれませんか

皆さんこんにちは。前回は退屈な夜に関しての記事を投稿させて頂きましたが、今回は日雇いに行ってきた記事ではありません。

というのも、最後に日雇いに行ったのが先週月曜日の9日の事で、それ以来今日まで1日も僕は日雇いに入れなかったのです。

今回は、現在の僕の状況、この日雇い生活を振り返って見えてきた問題点と気付いた事、それを踏まえた上での自分の今後の身の振り方などを書いていきたいと思います。最後には読んでくれている皆さんに恐縮ながらお願いしていることもありますので、もしご興味あればお付き合い頂けたら幸いです。

日雇い生活を1ヶ月ほど続けて、9月からは子どもプールのバイトも無くなりアルバイトとしては倉庫の日雇いだけの生活を始めた訳ですが、早くも破綻というか、「無理」という結論になりました。それには最初から薄々わかっていたはっきりとした理由があります。それは「あまり日雇いに入れない」というものです。倉庫の日雇いには僕の生活とは相容れない穴がありました。

9日以来日雇いに入れていない先週の状況を例にすると、10日は18時以降からテレビ番組の前説の仕事がありました。11,12日は共にお笑いのライブがありました。10,11,12日は3日間共にお笑いの予定が入っていた訳です。前説の仕事は月に1,2回、お笑いライブに関してはこのように週に何回か入ることはままあります。そしてお笑いライブは一般的には平日は特に夜の時間帯に行われます。

そしてその時間帯は倉庫の夜勤の事務所での受付~平和島の倉庫での業務開始時間と丸かぶりしてしまうので、このように18:00以降まで予定のある日は倉庫の夜勤の日雇いには入れません。

先週でいうと10,11,12日はそのように前説の仕事とお笑いライブで倉庫の日雇いには入れませんでした。翌13日は、お笑いライブもなく、夜予定が空いていたので夜勤に入ろうとしました。既に仕事が埋まっていると言われ、仕事にありつけませんでした。

14,15日は土日だったのですが、夜勤の日雇いは土日でも仕事がある場合があるという事を、夜勤の日雇いでポツポツ話すようになったレギュラーの人から聞いていたので予定が無ければ入る事にしました。14日はお笑いライブがあって日雇いには入れませんでしたが15日の日曜日は夜空いていたので応募してみる事にしました。仕事が無いと言われ入れませんでした。16日の今日は1日中予定があって入れませんでした。

「倉庫の日雇いは18時以降まで予定がある日は入れないし、18時以降まで予定が無い日にも仕事が無くて入れないケースもあるから、それが重なったら全く入れない状態に陥ってしまうのではないか」という、僕が倉庫の日雇いに対して抱いていた不安が先週すごく象徴的な形で現実になってしまいました。先週は月曜日だけしか入れないという、僕が漫画喫茶のバイトを辞める理由になった「週2しかシフトに入れない」という状態よりも悪い状態に陥ってしまったのです。

8月は子どもプールの監視員のアルバイトを並行して行っていたので、仕事にありつけなかったとしてもそれがセーフティーネットになっていましたが、9月からはそれも無くなってしまいました。倉庫の日雇いにありつけない=破滅に直結してしまいます。

これから僕がどうしていくかについては後述しますが、そもそもこのような僕の生活とは相容れない性質を持っていた倉庫の日雇いを何故始めたかについて少し掘り下げた説明をさせてもらいたく思います。それは僕の「アルバイトのシフトに対する決定的な嫌悪感」も発端となっています。

このnoteの1番最初の記事で、僕にはとりあえず目先の日銭が必要なので、その為には倉庫での日雇いをするしか道がないといったような意味合いの文章を書いたと記憶しています。

僕がそのように感じた事は事実なのですが、この解決法が最善の解決法では無かったことは現在このような状況に陥ってる事からも明らかです。

僕が辞めてしまった漫画喫茶の夜勤は0:00~8:00の時間帯でした。この時間帯であればお笑いライブが終わった後でも向かえます。僕は最初の段階で友人や家族からさらに幾らかお金を借りるなどして当面のお金を確保した上で、お笑いライブ等の予定のある日でも行えて、なおかつ仕事にありつけないという状況にも陥らない、週単位で決まった日数入れるようなシフト制のバイトを探すべきだったのです。

しかし、僕はそれをせず倉庫の日雇いに向かってしまいました。それは目先の日銭をコンスタントに得れるだろうという浅はかな皮算用によるものではあるのですが、先ほど述べた「アルバイトのシフトに対する決定的な嫌悪感」も大きな理由の1つだったのだと思います。

僕は自分が「週に決まった回数入らなくてはいけなくて、なおかつ入る日程が事前に決定される」というアルバイトのシフトのシステムがとにかく嫌いなのだと気付いたのです。

売れていないのでアルバイトをするしかないのですが、アルバイトのシフトにそのように縛られる事にこれ以上耐えられませんでした。アルバイトをするにしても好きな時に、自分の思うままに日程を決めたかったのです。しかもその日に。風来坊のように神出鬼没に、気の向くままにバイトに入りたかったのです。

しかし、シフトはそれを許してくれません。大半のアルバイトはそういったシフト制をとっていますし今まで僕がやってきたバイトは全てそのようなバイトです。

僕は今まで何度もアルバイトを変えてきました。どのバイトも途中でどうしても耐えられなくなり辞めてしまいました。アルバイトを自分にフィットさせる為に、時間帯を変えたり、入る日数を変えたり、より楽なバイトを探したりと模索してきました。

僕はその変遷は進化でなくてはいけないと思っていました。ここでいう進化とは前のアルバイトより自分にフィットしたアルバイトへの到達です。アルバイトを変える度に今回は前より自分にフィットしたアルバイトだと最初は思いましたが、結局のところどうしても耐えられなくなって辞めてしまい次のアルバイトへという繰り返しでした。

進化のつもりでバイトを変えていたのですが、結局のところそれは逃亡にすぎませんでした。僕は何から逃げていたのかやっと気づきました。それはシフトです。

僕はその時やっているアルバイトに耐えられなくなる度に、自分がそのアルバイトの業務内容やシステムに耐えられなくなったんだと思っていました。実際にそういう部分もあったとは思うのですが、僕が最も耐えられなくなっていたのは業務内容などではなく、シフトそのものだったのです。

僕はずっとその事に気付かず、シフトからシフトへ逃げ込んで、またそこから別のシフトへ逃げ込んでという哀れで滑稽な逃亡劇を繰り返していただけだったのです。業務が楽なバイト等に就いて進化したつもりになっていましたが、シフトという僕にとっての諸悪の根元を取り除くことは出来ていなかったのです。

日雇い生活を始める前にしていた漫画喫茶でのアルバイトは直接的にはシフトに耐えられなくなって辞めた訳ではありませんが、シフトを減らされる原因となった店長の信頼を失う行為というのは、シフトに耐えられずにしてしまった行為と言って良い行為でした。どちらにせよ限界は近かったのです。結局僕はシフトに耐えられずバイトを辞めてしまったという事になります。

そうして、野に放り出されたわけなのですが、そこからシフト制のアルバイトを探さず日雇いに向かったのは、日銭を稼ぐ為ばかりでなく、本能がシフトに戻る事を拒絶していたのだと思います。

僕は何年もシフトからシフトへの逃亡劇を繰り返して、もうこれ以上次のシフトへ逃げ込む事が出来ないほどに疲弊しきってしまいました。もう、シフトに入りたくありませんでした。

そんな僕からしたら、倉庫の日雇いは日銭も稼げるしシフト制ではないので、僕が心から憧れていた神出鬼没の風来坊スタイルを取れるアルバイトでした。そこに救いのようなものを感じたのだと思います。そのような理由もあって僕は倉庫での日雇いを始めたのだと思います。

並行して始めた子どもプールの監視員のアルバイトはシフト制ではありましたが、8月一杯という、短期間のものだったので何とか耐えることが出来ましたが、やはり非常に煩わしく感じました。

1日で辞めてしまったホストクラブのバイトも、合わなかっただけではなく、結局シフト制だったというのも続けられなかった大きな原因の1つだったのだと思います。

4日目の記事で僕は、パレット待ちの時間に、ホストクラブが合わなくて辞めたのならこの倉庫が自分に合ってると感じているという事だと自問自答したと書きました。

その答えはシフトでした。僕はホストクラブの空気が合わないと感じました。だからといって倉庫の空気が自分に合ってるとも思いません。しかし、倉庫はシフト制ではないという、実は僕が本能で最も求めていた条件をクリアしていたのです。その一点だけで、倉庫は僕に最もフィットしたバイトになったのです。

今思い返したら僕はホストクラブがクリーンだとわかって、もしホストクラブが倉庫と同じように神出鬼没の風来坊スタイルを取れるアルバイトであれば続けていたと思います。僕にとってアルバイトは業務内容や空気ではなくシフト制か否かというのが1番のネックだったのです。

神出鬼没とはいえど結果的には生活費を稼ぐためには週3以上のシフトと同じ頻度で入らなくてはいけないのですが、そのシフトの決定権が全て自分にあり、しかも当日(日勤であれば前日)に決められるというのはシフトに関する精神的な負担がほとんど解消されます。

そのような訳で倉庫での日雇い生活を続けている訳ですが、最初に述べたあまり入れないという問題が現実化してきてしまった訳です。

倉庫での日雇いだけでは生活がままなりませんが、かといってシフト制のバイトにはもう戻りたくありません。そのような閉塞的な状況の突破口を僕は見つけました。

Uber eats(ウーバーイーツ)というものを皆さんご存知でしょうか。アメリカが発祥のオンラインフードデリバリーサービスで、近年日本でも普及しているサービスです。

このドライバーのアルバイトが、1年ほど前から売れていない芸人の間で流行り始めました。理由としてはこのアルバイトがシフト制ではないというのも大きいと思われます。詳しい説明は省略しますが、Uber eatsのドライバーはいつでも自分の好きな時にアルバイトを開始して終える事が出来ます。

このアルバイトを始めた僕の周りの芸人仲間は皆シフトから解放された気楽さに魅了されていました。自分が彼らと同じくシフト恐怖症だったのだと気付いた今、このアルバイトは僕を大きく引き付けました。

Uber eatsの給料は週払いなので、基本的には倉庫の日雇いで日銭を得つつ、お笑いの予定や日雇いの仕事などの入っていない空いている時間にこのUber eatsを行えば良いのではないかと気付きました。倉庫の日雇いにありつけなかった際にはこのUber eatsを行うというセーフティーネットの役割も果たしてくれる訳です。

倉庫とUber eatsの2刀流。これは革命的な組み合わせのように僕には思えました。どちらもシフト制ではないので、完全にシフトから解放された状態です。Uber eatsは倉庫の日雇いの勤務時間という縛りからも解放されて、飲食店の営業時間内というくくりはありますが、いつやっても良い訳です。

僕はカレンダーの上を、シフトに縛られず縦横無尽に気の向くままに渡り歩く、完全な神出鬼没の風来坊になれるのです。倉庫で日銭を得つつUber eatsで週払いで給料を得るというのも、短中距離両方の武器を駆使している隙の無い戦士のような強さを感じさせます。

僕は早速Uber eatsのインターネットサイトでアルバイトの登録をしました。身分証明書等の審査も通り、後はセンターで行う登録を済ませるだけです。

ここからが読んでくださっている皆さんへのお願いになるのですが、僕はUber eatsのアルバイトをするのに必要な自転車を持っていません。自転車が無ければ購入しなくてはいけませんが、自転車を購入するお金を現在恥ずかしながら持ち合わせておりません。

なので、もしこれを読んでくださっている方の中にいらない自転車を持て余してるという方がいるならば、譲り受けたいと思っております。新しい自転車を買って、処分に困っている自転車がもしある方がいらっしゃったら、僕に譲ってくれないでしょうか。

安い自転車ならば日雇いに何回か入れば購入出来ますし、都内にはシェアサイクルという貸し出し式の自転車もありますので、どうしても困っている、どうしてもくれませんかという切迫感のあるお願いではありません。

ただ、もしちょうど処分したいいらない自転車があるという方がいらっしゃったら双方にとって良い機会だと思いましたので、このようにお声がけさせて頂いております。

@spfurukawaこちらが僕のTwitterのアカウントになります。DMも解放しておりますので、リプライDMどちらでも構いませんのでご連絡頂けたら幸いです。

sadmanmeandyou@yahoo.co.jpこちらは僕のYahooメールアドレスになりますので、こちらからも是非お気軽にご連絡下さい。

このような記事に長々とお付き合いありがとうございました。明日は日勤の日雇い生活にありつけたので、次回はその記事を投稿したいと思っております。Uber eatsを始めたらそれに関しても書きたいと思っております。次回以降も是非お楽しみ下さい。

PS
この記事を投稿した翌日の9/17に縁あって自転車のお願いに関して良い方向のお話を頂く事ができ、いらない自転車のお願いの件は解決致しました。もしご検討頂いた方が他にいらっしゃったら申し訳ありません。ご検討ありがとうございました。この記事は原文のまま残しておきますので、お願い関係なくお楽しみ頂けたら幸いです。

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