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開店まであと30日

今日は新宿で仕事があったので、その前に渋谷のBunkamuraル•シネマで「海がきこえる」を7年ぶりに鑑賞。1990年代の高知、東京の風景がそのままフィルムに閉じ込められていて、毎秒感傷的な気分に浸る。

ジブリは、この「海がきこえる」の次の映画が
「耳をすませば」なところが洒落ている。

最後に観たのは15歳の時だったので、当時より少しだけ大人になった今見ると、もう二度と手に入らない青春を見せつけられたようで、少しだけ心が痛む。

映画館を後にし、余韻に浸ったまま新宿で仕事をしていると、博士から連絡。
「今から三又又三とこの前行った銭湯「二股温泉」に行くけど来る?」
「三又と二股」という語呂の良さに惹かれ、締め切りまで余裕のある仕事だったので、早々に切り上げて直行。

ちょうど昨日、博士とジュニアさんの対談の文字起こしをしていて、そこに三又さんの話が出てきたばかりだったので、お会いできるのを楽しみにしながら待ち合わせ場所の「ジョナサン」へ。

ハイロウズの「14歳」という歌の歌詞に出てくる「ジョナサン」そして、ジュニアさんは「14歳」という小説を書かれている。僕が引きこもっていた「14歳」のころに死ぬほど聴いていた歌と、読んでいた本。そこで博士と三又さんと
お食事。少しずつ近づいている気がする。

「ジョナサン」を後にし、「二股温泉平和湯」
さんへ。

「三又と二股」


博士は、銭湯の下駄箱、脱衣所、浴室内、あらゆるところでボケ続ける。その都度ツッコミを入れるのは大変だけれど、そこで思わぬ発見やひらめき、鉄板のくだりが生まれたりする。
だが、僕が1番笑ったのは、傷口に熱い湯がしみて身悶えしているところだ。

風呂から上がると、平和湯の番台のお父さんが、博士や三又さんに直接言うのが恥ずかしいらしく、僕にコソッと「サイン書いてって頼んでくれねぇか?」と色紙を渡してきた。生意気ながら、僕もサインを書かせていただいて、博士、三又さん、原田専門家さん、僕のサインをお渡しする。

4月に平和湯さんでも本を販売させていただきます。
6月5日、三又さんも新宿でイベントをされるそうです。
イベント名は「雷雨決行」クロマニヨンズを彷彿とさせる。

平和湯さんを出て、ご飯を食べた後、博士の家で4人で生配信。
三又さんがあまりにも疲れていそうだったので、1時間程度で配信を終え、三又さんと原田専門家さんとタクシーに同乗させていただいて帰路に着く。
三又さんは今、不動産の仕事と芸人の仕事を両立されているそう。

とても忙しそうだけれど、僕も古本屋と放送作家の仕事を、 またに掛けたい。


「今日の短歌」
東京のまっただなかでふるさとの海がきこえる 耳をすませば

昨夜、コメントで短歌のお題を募集したところ、「ポイントカード」というお題をいただいたので「ポイントカード」で一首。

「ポイントはお付けしますか?」もう少し生きてみようと「お願いします」


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