開店まであと5日
地元の友人が僕の家に1泊。
起き抜けに頼んでいたポストカードが届く。
枡野書店へ行き、配信終了後の片付け。
その後、地元の友人と高円寺でランチ。
パラパラと小雨が降り出す。
18時、古本興業開店。
またしても下地が足を運んでくれる。皆出席だ。
ポストカード目当てに早速お客様が数名いらっしゃる。
雨足が強くなったので2時間で撤退。
博士から「どうしても会わせたい人がいる」と電話をいただき、下地とラーメンを食べたあと博士の家へ。
下地は前々回の銭湯販売で博士から「藝人春秋」をサイン付きでいただいていて、既に読了済みで博士と会うなり感想を伝えていた。
そして、博士と共にガールズバーへ。
「みっきー」という名前の僕と下地と同じ歳のボーイを紹介してくださった。
僕がもうすぐ本屋を始めると言うと「俺、最後に本読んだの小学生の時なんすよねー。解決ゾロリくらいしか知らないっす」と明るく言い放っていた。
太宰治の名言に「本を読まないと言うことは、その人は孤独ではないという証拠である」という言葉があるが、きっと小さい頃から人気者で周りに友達がたくさんいたのだろう。そう思わせるほど陽気でスター性があった。
みっきーさんが働かれているお店を後にし、「BAR猫ノ目時計」さんへ。
女将の樋口さんが、古本興業の開店日に合わせてお花を差し入れしてくださることに。
下地は今大学四年生で就活の時期なので、BARのお客さんと博士に相談に乗ってもらっていた。
僕も女将の樋口さんにお店を開く時の手続きや作業についてお聞きし、猫ノ目時計さんを後に。
流石にここ数日徹夜が続いていたので、1時ごろ解散。
博士と初めて呑んだ下地は、帰路に着くまで
「芸人ってすげぇ」と連呼していた。
下地に家まで送ってもらい2時ごろ帰宅。
明日は博士の連れ添いで「ビートたけし」さんにお会いする予定。
緊張で眠れるわけがない、3徹目を覚悟して夜につまずいた。
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