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まだ間に合う!マーベル最新作『シークレット・インベージョン』解説

みなさんこんにちは!フロシキです!

昨日はDC映画『ザ・フラッシュ』の感想記事を投稿しましたが、今度はマーベル・スタジオが展開するMCU最新ドラマ『シークレット・インベージョン』の解説をしていきます!

せっかくディズニープラスに入っているから見てみたいけど、マーベルはよく分からない…

過去作を全て見返すほどの時間の余裕がない!

という方は、是非ご一読ください。5分で予備知識を入れられて、ドラマを楽しむことができるようになりますよ!

この記事は以下の作品のネタバレを含みますのでご注意ください。

  • 『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』

  • 『キャプテン・マーベル』

  • 『アベンジャーズ:エンドゲーム』

あらすじ

どんな人物にも姿を変えることができる宇宙人であるスクラル人は、侵略者によって故郷のスクラロス星を追われ、新たな星を探していました。

今作では、地球侵略を画策するスクラル人と、アベンジャーズ創設者のニック・フューリーとの戦いが描かれます。

ドラマのポイントは、スクラル人の擬態能力。これによって、主人公であるフューリーは誰が味方で誰が敵なのかが分からないという状況に置かれ、常に緊張感の漂う作品となっています。

予習はほとんど不要!

初心者さんがマーベルに手を出そうとするときに心配するのが、

「過去作見てないから話を理解できるかどうかわからない…」

という問題。実際、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は世界観を拡大し続け、映画・ドラマを含めるとすでに40作品を越えています。

『シークレット・インベージョン』もそんなMCUに属する作品ですが、今回は特に予習の必要性が低いドラマです。

というのも、直接的にかかわる関連作品が少なく、このドラマ単体でストーリーが完成されているためです。

MCUの重大事件と『キャプテン・マーベル』だけ知っておけば大丈夫!

今作を見るうえで最低限必要な知識は、以下の2つだけ。

①空白の5年間

まず一つ目は、かつてサノスという宇宙人が地球上の生命の半分を5年間消したことがあったという事実。

これは『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ:エンドゲーム』で描かれています。

サノスは、強大な力を持つ「インフィニティ・ストーン」を使って地球上から生命の半数を抹消しました。

その5年後、アベンジャーズの奮闘により消された人々が戻ってきた、という重大な事件が起こっていたのです。

今作『シークレット・インベージョン』はそんな大事件の後の話になります。

ニック・フューリーは、このアベンジャーズとサノスとの戦いのどこかのタイミングで地球を離れ、宇宙にいたようです。

今後、ドラマの中でフューリーが地球を離れた理由が明かされるとき、きっとこの知識は必要になることでしょう。

②唯一予習が必要な映画『キャプテン・マーベル』

このドラマを見るうえで必要な予備知識がもう1つ。

それは、スクラル人のことについて。

MCUにおいて初めてスクラル人が登場したのはこの『キャプテン・マーベル』であり、スクラルの元将軍タロスがフューリーとの出会いを果たすのもこの作品です。

この映画では、キャプテン・マーベルが属すクリー帝国とスクラル人との戦いが描かれます。

冒頭ではスクラル人は様々な星を侵略する宇宙人として描かれますが、実はそれはミスリードであり、本当はクリー帝国が銀河中の征服を進めており、罪のないスクラル人の星も侵略していたということが発覚するのです。

これを知ったキャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベルはクリーを見限り、キャロルとフューリーはスクラル人の将軍タロスとともにクリー人との戦いに挑みます。

この出来事をきっかけに、キャプテン・マーベルとフューリーは「地球を脅威から守る手伝いをしてもらう代わりに、新しい星を見つけてやるまで地球に住まわせる」という約束をスクラル人と交わしたのです。

「でもニック・フューリーは勝手に地球を離れて俺たちを放ったらかしにしたじゃないか!」

となって、スクラル人とフューリーとの溝が深まってしまう、というのも『シークレット・インベージョン』の軸の一つになっています。

MCU史上最もシリアスなサスペンス・スリラー

いかがだったでしょうか。

個人的に、今回のドラマはこれまでのMCUドラマの中で一番ハマってる気がします。

ヒーロー要素はほとんどなく、スパイ映画要素9割みたいなドラマなので、アメコミ作品になじみのない方でも楽しめるんじゃないでしょうか。

誰が敵で誰が味方なのか分からない。絶えず感じてしまうそんなスリルや緊張感が、ドラマ全体を重厚なものにしてくれています。

それでは次回もフロシキnoteにアッセンブル!


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