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汗疱誕生ヒストリー

2019年の夏、指の腹や爪のすぐ下らへんに、鱗のようなデキモノを見つけた。

一本の指だけでもなく、結構な本数の指にできていて、その鱗も3、4つ重なるようにできていた。ただ、それは一時的なもので、すぐに消えてなくなったので気にもしていなかったのだが、のちに私を苦しめる「元」であったことは間違いない。

今思えば、その時に然るべきところ=病院に行くべきであった。しかし、消えてなくなったこと、そして、その頃色々と多忙だったため、病院に行くという発想には至らなかった。

新居への引っ越しを終えた今年3月。新型コロナの感染が増加しつつあったそのとき、私の指のデキモノたちが、一斉にワサワサと出現し始めた。

しかも、見た目が尋常ではない。見たことないような、とてもグロい状況。例えるなら、カエルの卵のような、指の中に米粒があるような。

ずばり、キモい。

すぐにネットで調べると、どうやらそれは「汗疱(かんぽう)」というもの。字のごとく、汗が詰まって水疱となる疾患らしい。一度罹患するとなかなか治らない、との情報を得た私は、とりあえずドラッグストアでおすすめの軟膏や包帯などを購入し、自分なりの処置を試みた。

これが、3月終わりのできごと。

汗疱なんて自力で治せる!と思っていた私は、この後(今も)とんでもない地獄を見ることとなる。

(続く)