引退馬のビジネス

ヴェルサイユファームやナイスネイチャのバースデードネーションなどで昨今話題の競走馬引退後の生活。
サラブレッドはどうしても経済動物なので使い捨てになるような側面があるのも事実として有る中素晴らしい取り組みだと思います。
今後もこうした活動が広がってほしいと思うと同時にビジネスとして成り立たないと難しいだろうと思い素人考えで知恵を捻ってみました。

功労牧場

上記ヴェルサイユファームに代表される功労牧場
G1馬を目玉に会いに行けるサラブレッド。
クラウドファンディングを覗いてみると同様の活動を目指し出資者をつのっているプロジェクトが散見されましたがヴェルサイユファームもスポンサードを得るまで苦労したようですし収容数に限りが有るとは言え観光牧場として動く場合、分散するのはお互いのお客を食い合い得策でない様にも思えます。
じゃあアッチもついでにいってみよっか!というには北海道広すぎるので場所(例えば関東圏郊外)と差別化が鍵になってきます。
以下に差別化案を考えてみました。

サラブレッドの農耕活用

元来馬は荷物を引いたり農耕に使われたりと人間と共に歩んできた生き物。
結局ですが機械の登場でメンテナンス、使い勝手の面で完敗し最近では馬の活躍は余り見ることが出来ません。
そこを逆手にとって馬を使って野菜等を育てブランド野菜として売ることは出来ないか?
名前はそう…馬ジタブルなんでいかがでしょうか?w
馬のボロも肥料に出来るかもしれないです。
以下はすぐに思いついた懸念点。

引退馬や競走馬になれなかった馬を追ったドキュメンタリー
「今日もどこかで馬は生まれる」でも紹介されていたジオファーム八幡平
馬のボロなどを活用してマッシュルームを生産している。
https://geo-farm.com/

  • コスト面(当然通常よりコストが高くなることが予想されるため野菜の値段も高くなる)

  • ガラスの脚とも言われるサラブレッドが農耕業務に耐えられるのか?

サラブレッドでの配達業務

ざっと調べた所、法律上車道を馬で走るのは自転車に乗るのと変わらないそうですし荷馬車を引いてエコな配達が出来るのではないか
ただこちらは思いついたものの例えばボロの問題、車道に馬がいることに驚いたドライバーの事故、クラクションなどの騒音に馬が耐えられるか、配達時の係留場所の問題、係留中子供など近づいて来る人が居た場合の安全面、アスファルトを走ることになると思うので脚への負担などメリットよりデメリットの方が多く思いつく始末。
BtoBで工場地や馬産地の牧場間とかなら可能性があるかも?

何かもっといいアイデア無いものですかねぇ
すべての馬に幸あれ!


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