【RTAチャート】オクトパストラベラーⅡ Single Story Temenos Glitchless(テメノスSingleStory) 発明家なしチャート


チャート

チャートのスプレットシートはこちらです。

以下概要

オクトパストラベラーⅡ テメノス SingleStoryの発明家なしチャートになります。
Xazuさんが走っていた発明家なしのチャートをベースに金策箇所、JP稼ぎ、アイテム回収などいくつか変更を加えた物になります。

実際に走っている動画は下記になります。(2023/8/6時点世界2位)


オクトパストラベラーⅡにおける発明家の強み

今作から初登場となるジョブ「発明家」ですが、RTAにおいては下記のメリットがあります。

・最序盤から入手可能
・最序盤でも習得可能な「クリティカルスコープ」「属性炸裂瓶」がとても強力。
クリティカルスコープ→対象の敵にクリティカルスコープ状態(受けるダメージ全てがクリティカルになる)を付与
属性炸裂瓶→開示されている属性弱点の攻撃を行う。ブースト回数により攻撃回数は増加。(例:火と氷の弱点開示時にブーストMAXで攻撃した場合は火属性4回、氷属性4回攻撃の合計8回)
・アビリティを2つ習得するとサポートアビリティ「先駆け」が使用可能になる。
先駆けの効果→装備者は戦闘時必ず1ターン先行する(不意打ち時は除く)

特に先駆けは1ターン無償で得られるという、ブレイク状態で敵を行動不能にしたりする戦法が要となるこのゲームにあってはいけないんじゃないかと思うような性能をしています。これにより敵に行動させずに戦闘を終えるのがRTAでは基本です。
ゲーム開始後最序盤からぶっ壊れ性能のアビリティとサポートアビリティが使用可能になるため、RTAでも基本的に必須ジョブですが今回は使用しません。
使用しないことによるメリットとデメリットは下記に記載します。

発明家なしのメリット

・アビリティ習得のためのアイテム回収及びジョブ入手にかかる時間が不要。

クリティカルスコープ習得に必要な「狙撃のピアス」「会心のピアス」の回収はさほど手間ではないですが、属性炸裂瓶習得に必要な「虹色のガラス瓶」はコニングクリークの宝箱から入手が必要です。
テメノス編(クロスストーリー除く)ではコニングクリーク及びその周辺にはストーリー上行く必要が一切ないため、回収をカットすることで移動時間分の大幅短縮が可能。こちらが主目的です。
地味に時間のかかる発明家ライセンス入手も完全カット可能です。

・戦闘開始時のメッセージカット
戦闘開始時に先駆け発動すると毎回「先駆け」のメッセージ表示で地味に時間がかかるがそちらもカット可能。

・不意打ちに強い
こちらは発明家なしチャートとしてのメリットですが、先行が取れない都合上ほとんどのエンカウントで夜状態に切り替えテメノスの固有アクション「月光の審判」を発動させます。
1ターン目に暗闇状態を敵に付与できるため、不意打ち引いて即ゲームオーバーの可能性も低くなります。
ただし終盤の敵の攻撃が当たったらほぼ即死で、属性攻撃には無力なので過信はできません。

発明家なしのデメリット

・発明家のアビリティが使用不可のため、戦闘の難易度が跳ね上がる

発明家ジョブがないため当然使用できません。
ぶっ壊れサポートアビリティ「先駆け」をはじめ、アビリティ「スプリングブーツ」「クリティカルスコープ」「属性炸裂瓶」が使用不可。全体的に戦闘がかなり厳しくなります。
先駆けがないため戦闘では敵の攻撃を喰らう前提の動きとなり、エンカウントやボス戦で運負けすることも多々あります。不意打ちを引かなくてもエンカウントで敗北することもザラにあります。
スプリングブーツによる行動順操作もできず、クリティカルスコープがないため素でクリティカルを引けるようにお祈りが必要になり(確率低め)属性炸裂瓶がないためシールド削りが大変になります。

・JP稼ぎがかなりシビア
先駆けがないことにより敵の攻撃を受ける前提の動きとなります。
4章ボス戦においては全体大ダメージ技を確定で使用してくるためこれを耐えるために商人のサポートアビリティ「ふんばる」を装備する必要があります。
ふんばる習得に必要なJPは合計1630となり、チャート上に記載している狩りポイントを一つでも狩り損ねると達成が厳しくなるギリギリの状態です。
特に「エンカウント半減」習得のため130JPを使用するオズバルドに関しては絶対に取りこぼしてはいけません。最終盤で足りないことが発覚した場合はリカバリで戻らざるを得なくなるため大幅ロスです。
4章マップの迷いの森でも狩らないといけないためそちらもデメリットです。敵が強く、夜状態でないと倒せないため2回目のエンカウント回避がノーセーブだと困難です。
通常の場合ではギリギリですが、猫やタコを引いた場合は一気に楽になります。

・金策の手間がかかる
先駆けがないため、エンカウント処理に精霊石を複数使用する箇所がいくつかあるためその分お金を使います。
加えて「クリティカルスコープ」がなくダメージが減少するため「傭兵よび」で獣人や古兵を余分に使わないといけなくなるため余計にお金がかかります。ストームへイル編のボス戦では先行されることにより弱化無効が付与されてしまうため月光の審判が無意味となり余計にシビアです。
タイミングよくジェントルキャットリンを引ければかなりお金が浮くので是非引きたいです。

結論

かなり攻めているチャートでちゃんと通れば世界記録も狙えますが無事故で通すのがそもそも難しいです。
ジェントルキャットリンが引ければデメリットのいくつかが解消されるため猫の恩恵も大きいのがいいと思います。

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