人生100年時代においてなぜ投資と国は言うのかを考える。

今あなたは何歳ですか?



今、あなたはあと何年生きると思ってますか?



ピンピンコロリが一番幸せと言いつつ、

治療に踏み切るのはなぜでしょうか?



私も一医療従事者として、一患者として、一介護者として考えて参りましたことを投資にも当てはまるかと思いますので記事にしたためようと思い今書いています。



今、2025年問題や、40-70、50-80といわれているように

子供が親の介護のために会社を退職や休職しなくてはいけない状況にある方たくさんいらっしゃると思います。

その時に解決してくれるのは社会保障とお金であり、それは事実です。

コロナ禍という未曾有の2年弱を過ごし、生きづらさや多様性を求めるというものが世界で起こっています。

ただ、日本も認められているのでしょうか?

正社員より派遣社員の方が生きやすいと言われた私の大学卒業時代でありますが、就職が決まらない方は契約社員や派遣社員として働き、正社員の私から見ればそれは羨ましくあったものです。


それが今逆になって起きている現実がここにあります。

苦労はして買えという大人の言葉を忠実に守り、インフルエンザでも出社しろ!と言われ、出社してまいりました。

ただ、社会保障という観点からすれば超氷河期時代の私たちは全く社会からの恩恵は受けておりませんが今まで我慢強く生きてきていると思います。


さてそんなうぬぼれは置いておいて、

今なぜ投資ブームかといえば、

ご自身の老後は不安だからであり、親御様は80代まで生きてらっしゃるからではないでしょうか?

そして自分もそこまで親の面倒をみてきたから、自分も生きているであろう。

ただ、子供の世話になりたくないからお金が必要である。

しかし、介護や医療費の財政負担がどのくらいかご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

目の前の投資ブームだけでなく、本当にあなたは定期預金や相続時課税制度を使い節税をできないのか。まずそこから考えるべきではないでしょうか?


後期高齢者の保険が2割に上がるとこにより、糖尿病の方は月々2万前後だった医療費が4万円になります。

透析の方は

今まで透析を始めてから15年だったものが、

今は20-30年生きられる時代になりました。

またそれは各自治体のありがたい社会的扶助があり治療ができるからです。

コロナでデンマーク等の高齢者は人工挿管はできないという社会情勢があったと思いますが、

日本では高齢者がかかりやすく高齢者が人工挿管等をすることを選択できる世の中にある(少子高齢化社会で50歳以上が1/2を占める現代)がゆえに

若者でも助からない方が出てくるという事態になりました。


今後も起こりうることは十分に予想できます。


最期は、いい施設に入っておきたい。病院でも手厚い介護をしてほしい

という方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?

日本のGDPは平行線である中

社会の医療費は負担増であり、20年前より2.5倍も医療費が増えている現在。

少子高齢化で4人で一人の高齢者を抱えることになる2025年以後、

後期高齢者の保険割合を2割にしても

.5%は足りなくなる縮図がやってまいります。

そんな試算が2018年の厚労省、経産省のデータで議題に上がりました。

「老後2000万円問題」という言葉が独り歩きしてしまい、

さらに未曾有の事態の2020年、2021年で金銭的将来的に不安な世の中に

金融政策緩和、情報の偏りが問われた時代となり、

投資の億りびと(送りびとでなく)がブームになりました。

一方この年末に向けて金融政策会合があり、

アメリカもハト派とタカ派で揺れるご発言がパウエル氏からあったり、

また、国内からは岸田内閣の政策に対して私たち関係ない層と関係ある層が分かれているかと存じます。

それで生きづらさがうまれ、何かにしがみつかなければいけなくなった時にお金=安心=今のうちに投資という考え方に最近はなっている気がします。


その前に、今一度社会保障や掛けてきた保険等、

ご自身がきちんと把握され有用にお使いになられていらっしゃるか、

税金対策と配当利回りの例を用いてみたり考えて自身検証して参りたい所存です。


目先の投資の損得だけでなく、相続時課税制度や住宅ローン控除等、

長期的にお子様や配偶者の方が楽しく安心なさる生活も世帯主や独身の方にとっては大切なことかと沈思します。

今後、相続税や贈与税等がまた改変されるかもしれません。

投資の前に一度PFを社会保障とともに私も相場の中毒者ではありますが今後の社会保険制度医療の仕事をしていることから常に頭の片隅にあるであろうことから自身もしっかりと考えてみたいと思い、僭越ではございますが何回かに分けて書いてみようと思います。


なお、夜な夜な夢みがちな性格のためめんどく星人であるので

途中でもう面倒となるかもしれませんが。

では、また。

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