見出し画像

つぶやくだけでは、足らないので❤

今日、スマフォを何気なく覗いて、note編集部からお知らせが届いているとあるので、”はれ? 何事??”と観れば、「あなたの記事が話題です!」とある。詳しく読めば、大好きな猫野サラさんが、私の投稿を取り上げてくださっているとか。

最近、サラさんは、耽美漫画家に変身される宣言をなさった。今回記事の見出しイラストに使わせていただいているのは、宣言後のサラさんの作品の一つだけれど、レトロな感じもするのに、何故か懐かしい世界と空気を持っていて、私は大好き。

それで、コメントにそうした愛をぶちまけたうえに、大好きな耽美派の作家のことも書いた。その一人が横溝正史。彼には、名探偵・金田一耕助の生みの親のイメージが、どうしても付きまとうが、その作風たるや、耽美そのものだったりする。彼自身、泉鏡花・谷崎潤一郎などを愛読しているうえ、草紙趣味もあったりして、独特のなまめかしさも漂う。サラさんは横溝作品には”毒をもった美”がある、と、コメントされたけれど、まさしくその通り! 

サラさんの慧眼に感服した私は、うれしくなって横溝の中期の名作「蔵の中」を、お勧めしたのだった。

私は、人に基本本を勧めたりしない。これまでに、勧めたが相手がスルーしたり、その場の話として聞き流すことが多い、と気が付いたためだ。人に勧めるものは、自分にとっては大切な存在なのだ。それを軽く扱われるのは、決して気持ちがいい態度ではない。

そうした経験があるから、安易に人に好きなものを語ることすら、なかなかしなくなった私だが、このnoteの世界では、いささかガードが外れてきているらしい。もう一つの私の主戦場(?!)であるFacebookでは、取り上げない、あるいは、語らないことも、ここでは、抵抗なく書けたりする。愛鳥が天国に帰ったこととか、今一つだったコンサートの感想だったりとか。

サラさんに向けて、横溝愛の一端をコメントで書けたのも、不思議なことではある(私が、横溝正史を語り始めたら、とどまるところを知らない。ただし、体力との相談次第ではありますが)。

それにしても、サラさんの行動力には、脱帽です。謙虚な方なので、ご自分の作品に対しても、なかなか厳しいのですが、勧められた作品をすぐに入手して、実物を読んで確認。何度か読み込まれたようですけれど、作品のイメージも的確で見事です。詳しくは猫野サラさんの「耽美小説『蔵の中』の感想と返礼」を、ぜひぜひ読んでくださいまし!!!(サラさん、すみません。まだ、記事の挿入とかできなくて、文字での紹介に留まっております)

このnoteには、誠実な方が集っているのだろうな、と、ふと思います。だから、いろいろあって、猜疑心も強い私が、気が付いたら、自分を開いているのでしょう。出会って、良かったです。

あ、やはり、全然つぶやきじゃ足りなかったなぁ。ひとまず、今夜はここまでにします。おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?