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展示会のすゝめ

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
gift project 「acelio」です。

冬が終わりに近づき、バイヤーにとって楽しくも忙しい時期になって参りました。
そう、初春や初秋は展示会のシーズンなのです。

私は展示会というものがとても好きです。
それは、バイヤー・お店の人としてだけでなく
一人のファッションを楽しむ人としてでもあります。

今回はそんな、展示会の魅力について少しでも皆様にお伝えできればなと思っています。


展示会の魅力とは


私は、展示会の大きな魅力は「距離感の近さ」にあると考えています。

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展示会というのは、次シーズンの新作を発表したり、
ブランドの世界観をより知ってもらおうという意味合いがあります。
なので、「パリコレ」などにも代表されるように、
世界中の新しいトレンドを知ることができたり、
注目されているブランド・作品を詳しく見ることができるというのも
もちろん魅力の一つであると思います。


ただ、そういった実利的な側面よりも、
感情的な部分にこそ、大きな魅力が詰まっていると思っています。


展示会では、作品の近くにデザイナーが在廊していることが多くあります。


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写真は、私がファッションに「ハマる」大きなきっかけになったであろう、
名古屋のfro・nowhereさんで行われたkujakuの展示会の様子です。

そのハマった要因を思い返してみると、
デザイナーとの直接のやり取りによって強い「熱量」が伝わることで、
心に響くものがあったのかなあと。


作品のことだけでなく、他愛もない話題も含めた会話を通して、
「どんな人なんだろう」とか「どんなことを考えて作っているんだろう」
というようなものが伝わり、
デザイナーというある種、少し遠いように思える存在が、
より自分の中で色濃く映るようになっていくことで、
心の距離」が近づき、熱量がより強く伝わったのだと思います。

(ただし、kujakuの西坂さんの場合は
初対面から5秒でビールを渡してきて乾杯しようとしてきたので
「距離感が近すぎた」可能性も否めませんが。笑)



公私ともに、いまでも展示会に行くのが楽しいと感じるのは、
そこにいる人や作品から感じられる「熱量」に魅了されてしまっているからなのかもしれません。



エモーショナルな文章が続きましたが、結論として言いたいことは、

デザイナーに会えて、「熱量」を感じられたらもっとファッションが楽しくなるんじゃないかなあと思うので、機会があったらぜひ、足を運んでみてほしいなあ

ということです。


展示会の中には、バイヤーやプレスなど関係者向けのものもありますが、
関係者向けの日程を別にし、一般公開の日時を設けている場合も多いです。

東京や大阪などの大きな都市では
国際展示場や百貨店の中など大きな会場にて開催されている
「合同展」と呼ばれるものも多く開催されていますし、
ブランドがギャラリーを借りるなどして実施していたりします。

また、地方ではセレクトショップが取り扱いブランドを招いて
展示会・受注会をしていることもありますので、
気になるブランドのSNSなどをチェックしてみて、
行けそうなところがあったら是非行ってみるといいと思います。


「デザイナーって怖そう」という話もよく聞くのですが、

「そんなことはない!!!!」

と声を大にして言いたいぐらい、
怖いデザイナーというものに会ったことが一度もありません。笑

ちょっと挨拶をするくらいだけでも、のぞいてみるだけでも
気軽にしてみたらいいんじゃないかなあと思います。


いつも通り、長くなってしまいましたが
ここまで読んでくださりありがとうございます。

また次回も思いのたけを書こうと思います。笑


P.S.
明日は敬愛する宮内さんのブランド、
blanc YMの展示会です。
死ぬほど楽しんでこようと思います。笑笑

gift project 「acelio」

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