SSTR2022 ルート計画
SSTR2022の開幕が間近に迫ってきました。参加者の皆さんはルートの検討やバイクの整備などの準備に忙しいのではないでしょうか。私もあれこれ準備してきましたが、ほぼ完了です。あとはてるてる坊主かな？ トップ写真（昨年のSSTR）のような夕陽が見られるでしょうか。
出走は初日（5/21）です。初参加の昨年は日曜出走だったので、参加台数が２４０台ぐらい。千里浜があまり混雑していませんでした。しかし今回はエントリー枠３７００台の日ですからね。どんなことになるのか想像もつきません。
①メンテ
消耗品に関しては事前交換が必要な状態ではなく、チェーンの調整だけが残っています。Rブレーキパッドのみ交換が迫っていて、なんと納車後45000km以上未交換。さすがにそろそろ換えたいですが、なんとか持ちそうなんで今回は見送りです。
4月に交換したオーリンズのリアサスは慣らしも済んだので微調整。乗り心地は良好。ただペースを上げるとギャップでの底付き感があったのでプリロードを少し締めました。脚付きは多少悪化しましたが、それほど硬い感じにもならず（ライダーの重さが原因だろうね）、踏ん張りも良くなりました。伸び側減衰力はやや弱めていますが、こちらは街乗りではあまり変化が感じられなかったので、山道を走って検証したいのですが、天気がままならず、このまま当日を迎えそうです。調整は簡単なんで、途中でやってもいいですね。
②用品・荷物
ラフ&ロードさんのSSTR割引を活用して、スマホ用タンクバッグとシューズ用レインカバー、レイングローブ、スロットルロッカーを新調しました。割引ありがたや！
一般的に使われているスマホホルダーを使うのが嫌なんですよね。無防備な感じで。タンクバッグなら振動も平気です。モバイルバッテリを一緒に収納することで、バイクからの給電なしでも安心です。
荷物についてはキャンプもしないし、１泊２日なのでコンパクトにできますね。でも雨が心配なので、大きい防水ザックを使います。ツーリングバッグと違って、ベルトを掛けて固定するので面倒ですし、外側には一切ポケットなどはありません。しかし防水にかけては万全ですから、なんだかんだこれが一番。ただ、暑くなると中がムレムレになるので、お土産を買うときは要注意。
47LのGIVIトップボックスを付けていますので、手持ちのものも雨でも困りません。
ロングツーリングでは、最近は充電準備が大変です。スマホに音楽用B-COM、GoProの充電を考えなければなりませんが、基本はモバイルバッテリ２つで対応です。バイクに給電設備は用意していません（ネイキッドバイクには、見た目がかっこ悪くなるので）。宿についたら、全部充電しなければならないので、時間とコンセントの入れ替えで大わらわです。面倒なのが、GoProがType-C、スマホがLightningで、モバイルバッテリがマイクロUSB、B-COMがMini-USBと見事にバラバラ。それぞれのケーブルが必要というのがアホらしいですね。
③スタート地点
昨年は３連休が取れたので、大好きな宮城県の南三陸町をスタート地点にしました。土曜に500km走って前乗りする強引な作戦。日曜日、本番の走行は680kmあって、ひたすら走ってました。
今年は地元神奈川県出発にします。スタート地点は思い入れが強い場所にしたいので、三浦半島の予定。学生時代、ファーストバイクの納車後に毎日三浦を一周して慣らし運転をしたのが私のバイク人生の始まりです。今も三浦は大事なツーリングコース。美味しい海鮮ときれいな海、のどかな丘陵に魅入られています。
スタート地点では日の出が見られないといけませんから、三浦海岸を考えていま。早朝ツーリングでいつも写真を撮るところで、お気に入りの初日の出スポットでもあります。いいスター地点だと思いませんか？
④指定道の駅
かなり迷っています。一番いいのは富山の「たいら」なんですが、何度も行っていて新鮮味がなくて…。それでちょっと発想の転換。去年はせっかくの能登を千里浜だけで終わってしまいました。今回は少しでも能登を走ろうと思って、石川県の指定道の駅「とぎ海街道」まで足を伸ばそうかなと考えています。ゴールより遠くにありますけど。「世界一長いベンチ」があるそうなので、行ってみましょう。一人ですけど。
時間に余裕がありそうなら、高速の乗り降りが自由なので、先に山梨の「にらさき」に寄るのもありですね。ポイントを早めに稼ぎたいですし。その際は韮崎ICで降りて須玉で再び高速です。
⑤ツーリングプラン
三浦から松本までは高速で一気に。なるべくSA/PAでポイントは拾っていきたいですね。松本くらいまでなら日帰りでも行けるので、その先をゆっくり楽しむために今回はすっ飛ばす！
この高速区間ではNEXCOのバイクツーリングプランを申し込んでいます。２日間３９００円。ついにバイクの高速料金が対普通自動車で半額となりましたが、それでも横浜町田～松本が２８３０円。これなら往復を考えるとツーリングプランのほうがお得です。
⑥ルート
松本からは安房峠を越えます。旧道を走りたいところですが、５月下旬まで冬季通行止め。下旬っていつまで！？ ２１日は！？ まぁ、あまり期待できないのでトンネルを利用かな。その後４７１号・４１号経由で富山に出て、七尾を経由してとぎ海街道というルートを考えています。
もちろん、４７１号の楢峠も越えられないでしょうから、大人しく神岡経由です。４１号はちゃんと走ったことがないというのが、セレクトの理由。
石川～長野を結ぶルートは、結構色々走っているので、ネタが尽きているというのもあります。その上「酷道」が走れないともなれば、選択肢が限られますね。
⑦寄り道
昨年より時間的に余裕があるので、寄り道スポット候補はいくつか考えています。
○江馬氏館跡庭園：中世国衆の庭園を復元しているので興味深いです。
○カミオカラボ：ニュートリノ研究でノーベル賞を獲得した憧れの「スーパーカミオカンデ」の紹介施設。研究所そのものは見学できないので、せめてここで。
○畠山重忠墓：大河ドラマの影響ではありません。単純に歴史上の人物のお墓参りが趣味なだけです。
○風の城：富山平野が一望できるそうな。時間次第。
○きときと寿し：回転寿司ですが美味しいとこです。いいお寿司屋さんが見つけられなければ、こちらで。氷見でオススメのお寿司屋さんを教えて下さい。でも、到着が２時頃になりそうなので、こういうお店じゃないと開いてないだろうな…。
○宝達山：SSTRライダー歓迎をしてくれるそうなので、「とぎ海街道」のあと時間があればいきます。
色々欲張っていますが、実は出走２週間前に、右脹脛がミート・グッバイしてしまって、歩くのが不安です・・・。
⑧走行距離と時間
スタート地点の三浦海岸からとぎ海街道や宝達山も込みでGoogle先生によると５６０kmぐらい。１４時間あまりでこの距離なら大したことないですね。
…と思っていたのですが、自宅から三浦海岸まで６０kmほどあります。あと、当日の宿をとるのに出遅れまして、やはり４０km余り離れた場所に宿泊となりました。つまり１日で考えれば１００km追加です。去年とあまり変わりませんね（汗）。
Ｓ→Ｇの、正味の走行時間は９時間半。しかし４：３４に三浦海岸をスタートできるように現地に行くには、自宅の出発は朝３時過ぎ。夜明けが早いのを喜んでばかりはいられませんでした。去年は前泊地のすぐ近くからスタートしたので、出発は５時過ぎでしたからね。
日没も同じ問題が発生。千里浜で日没を見届けると、１９時過ぎになります。ゴールまでの時間がゆっくりあるのはいいですが、そこから宿まで１時間弱ですから、チェックインが２０時過ぎるかな。疲労している状態で知らない道のナイトランを強いられます。昨年の宿は羽咋市内のビジホで、ゴール地点からすぐ近く。１８時前には部屋に寝転がっていました。
この差は大きいですね。今回は実質稼働時間が１７時間に及びます。距離よりもこちらが辛いかも。次の日はあまり早く動き出せないかもしれません。
⑨帰り道
家に帰るまでがSSTRです。つまり、ただ帰るのではなく、ツーリングとして楽しまなくてはなりません。昨年は酷道４１６号制覇と、開田高原などを経由するワインディング堪能ルートでした。
今年は念願のフォッサマグナミュージアムを訪れ、その後はフォッサマグナ西縁の糸魚川静岡構造線を辿るフォッサマグナツアーを考えています。鉄道では大糸線～中央線～身延線と２回ほど乗っていますが、バイクでは未経験です。南端は道路では辿れないので、適当なところで新東名に乗って帰ろうと思います。あまり山道を楽しむルートではないのがやや残念ですが…。余裕がありそうならビーナスライン寄っちゃう？ １日かけて500kmちょいですから、寄り道上等ですね。
南部町の穴山氏旧跡を訪れたいという希望もあります。お城もどこか寄りたいけど、足の具合が…。
⑩帰宅後
SSTR後、翌週に洗車・コーティングを予約済み。千里浜を走りますからね、下回りをしっかりやってくれるところにお願いする予定です。膝と腰が悪いので、下回り洗車は辛いのです。
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去年の参加後もこちらにお願いしました。
さらに6月に入ってから車検も予約してあります。納車後３年の初車検です。なかなかいいタイミングですね。ちなみにSSTR参加前の走行距離が46000弱。SSTRから帰ってきたら47000超えてるかな？
SSTR参加は、納車３年の締めくくりにふさわしいです。いい旅にしよう！
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