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夏休みの終わり、と始まりのウロチョロ

チビコ年長さんの夏休みが、なだらかに終わって行く風味の日々。

台風がずっとウロウロしてて、いつもなら気が滅入るけど、こういう時なら意外とナイス。嵐があれば流石に、新学期という人間社会だけの異様な衝撃に気が行かなくなるからな。あと、涼しくなってシソ達が蘇った!

半日幼稚園が始まったが、早速1日休んで実家に泊まりに行って甥っ子達と嵐直前の浜で遊びまくってみたり。チビがやりたがった幼稚園の体操クラブが始まったけど、早速台風で中止になったからヤバイ扇風機を2人でむっちゃ掃除したり。そうこうしてたら土日になって、嵐の八景島でめちゃくちゃ長いシロイルカが雨で遊んでるのを見たりした。
晴れ間を狙って飛び出してるのに、雷小僧のような遊びぶりになってる‥!


いきなりこれから毎日幼稚園になるなんて、自分だったら耐えられない。それだからこんなにゴタゴタさせたいのだろう。幼稚園は始まるけど、いつだって泳げるし、出かけられるんだよって。ちっちゃな身体は大っきなリズ厶に乗って、いつまでも余裕でいたらいいんだ!と半ば泣きそうに思う。私は学校、辛かったからなーー!

だけどチビコは幼稚園が大好きで、いまや恋までエンジョイしている(笑)ポニョみたいな恋だ。
夏休み中も、
「ああー早くみんなに会いたいな〜!」
ってよく言ってた。どんなに遊んでも遊んでも寝ても寝ても、暇!みたいになってくるのは、わかるな。と思う。



学校が始まった日は、ゾロゾロ揃ったみんなの顔がフレッシュで、別に仲良くないはずのクラスメイトにも、会えて嬉しい気持ちが意外にも湧いて、笑い合ったりしたものだったな。それから、キーホルダーとか入ってる土産物屋の小袋をカサコソ触るのが私は好きだった。

チビコも、アメリカに行った子から土産小袋をもらってキラキラニッコニコ帰ってきたから、よかった。
昨晩のお風呂上がりには鎮座DOPENESSさんの歌を聞きながら冷たい水でカンパイした。カンパイドゥーザビート!ってノリノリでやってたくせに急にモジモジして膝に乗ってきて
「明日が怖いなあ。緊張するよ」
と言っていたんだ。
無事に楽しかったなら、ひとまず良かったよ。とアメリカ小袋を拝む。


チビが園に行ってる間、預かったたまごっちの育児には速攻で失敗した。ピーピーピーピー鳴り止まず、UFOの画面になってしまった。で、焦りのあまり手当たり次第にボタン押してたら、新たなるたまごっちが誕生してしまった。。。
帰ってきたチビコが涙ぐんだからいたたまれず、どうせ世話するなら本物のウズラの卵を孵卵器にいれちゃおうかなーー!と調べる。
オチビも喜んでウズラ動画を見ていたのだが、ジワジワ真顔になって
「ママはうずらのお世話しかしなくなって、チビちゃんのお世話を忘れちゃうよ!うずらは飼わないで。」
と言ってきた! ちぇっ。


ウロチョロしてた台風がついに上陸した夜中。もしやと思ったらやっぱりプルメリアちゃんが倒れてたからずぶ濡れになって家に入れた。部屋で見たらむっちゃくちゃ大きくなっててびっくり仰天したけど、かわいいかわいいと皆が順番こに枝の下に寝てお花見した。



松本の写真。
毎日気絶したけど、
楽しい夏休みだったよ。
ありがとう。


この植物は家の観葉植物(その名はバシャール)と同じ!
こんなに大きくなるのか!!


平成で時が止まってるシーパラで、スピッツの渚とかドリカムのサンキュとかが流れてる広場で、チビコがキャラメルホップコーンをこぼしたら雀が食べた。そしたら小学生3年、1年、幼稚園、って感じの、くりくり三兄弟がそれを見て大喜びして、ちょっとだけ離れたところまで寄ってきて、じっと我々と雀を観察し始めた。チビコはその子たち、雀、パパとママをさささっと見て、さりげな~くもう一個ポップコーンを落とした。すぐさま雀がポップコーンをキャッチすると、くりくり三兄弟から歓声が上がった!ジャンプして手を叩いて喜んで帰って行って、か〜わいかったなあ。

4メートルのシロイルカや1トンのセイウチと同じくらい、いや、それ以上に、あの子達の心にはポップコーン雀の勇姿が焼き付いた事でしょう。

私がそうだもん!(笑)

嵐の中のシロイルカ



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