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親子喧嘩から社長に。

「感動葬儀。フューネ」の代表 三浦直樹です。

私は30歳と8日目で社長に就任しました。正直に申しまして自分でも予定よりもかなり早いと思いました。創業社長なら20代の社長も珍しくはありませんが、弊社は花屋としては私で4代目。葬儀社としては2代目という歴史があり、そろそろ老舗と名乗っても怒られないくらいの歴史になっていました。

そのような背景の中での社長交代。実はこれほど早くなったきっかけはあることで揉めた親子喧嘩からだったのです。

私が28歳の時、当時GL(グループリーダー)という役職であり、世間の会社でいえば総務部長的な仕事をしていました。先代である父は長年、自分が強力なリーダーシップを発揮して部下をグイグイ引っ張っていくタイプの経営者で(創業社長にはこのタイプが多い)組織は「社長と部下」という組織でした。いわゆる中間管理職というものは全く不要でした。

カリスマ的な要素を持ち合わせていましたし、家族経営から会社経営と家業から企業に成長させた功績を考えるとそれが一番正しかったのでしょう。しかし、当時、長年会社で働いてくれる社員が皆無でした。

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