【1/17発売】講談社+α新書『この間取り、ここが問題です!』
こんにちは!一級建築士の船渡亮です。
本日、私の初著作 講談社+α新書『この間取り、ここが問題です!』が全国の書店の「新書コーナー」で販売開始します。(九州・北海道は、明日以降になります)
本書のテーマは、「間取りと暮らし」です。
日本人の住まいの満足度は、とても低いです。スウェーデン84%、ドイツ78%、アメリカ74%に対して、日本の満足は33%しかありません。
なぜ、日本人は住まいに不満があるのか?
それは「間取りが悪いから」だと著者は考えます。
本書では、私たちが「ダメな間取り」を選んでしまう理由と「暮らしやすい間取り」の選び方を、25の間取り事例を使って解説します。
素敵に見える「25の間取り」には、「71の暮らしにくさ」が隠れている
間取り本として有名なのは、大ヒットした『間取りの手帖』や『変な家』だと思います。
ヘンテコな間取りを集めた『間取りの手帖』や、間取りミステリー『変な家』は、私も大好きな2冊ですが、どちらも、一見してオカシイ、違和感がある、といった間取りが掲載されていました。
これに対して、本書で解説する「25の間取り」は、一見すると素敵に見える間取りばかりです。何しろ、施主がハウスメーカーや建築家と一緒に考えた間取りですからね。
その「25の間取り」に隠れている「71の暮らしにくさ」を解決していく、というのが本書の読みどころです。
また、本書では、単に「ここが問題です!」と私が言うだけでなく、読者が一緒に考えることができるように構成しています。
まずは、この家の施主の家族構成や、間取りのこだわり、魅力を知って頂いた上で、どこに「暮らしにくさ」があるのかを解説します。
間取りのセカンドオピニオンになったつもりで、「25の間取り」に隠された「71の暮らしにくさ」を探してみてください。
家事動線・育児・セックスレスなどテーマごとの解説
本書は、1章、2章で、現在の住宅の問題点や、間取りを理解する方法を学んで頂きます。
第1章 なぜ間取りの印象と実際の暮らしは違うのか
第2章 間取りで暮らしを理解する方法
その上で、3章から7章で、家事動線・育児・セックスレスといったテーマごとに、25間取りの暮らしにくさを解説します。
第3章 家事時短できない日本の間取り
第4章 子育てで不機嫌になる間取り
第5章 セックスレスになる間取り
第6章 人生100年時代に対応できない間取り
第7章 流行りだけど<取り扱い注意>な間取り
順番に読むことを想定して執筆しましたが、気になる章から読んで頂いても問題ありません。
自分だったら、この間取りでどんな風に暮せるか?
ということを考えながら読むと、より楽しむことが出来ます。
自分で言うのもなんですが、、、第7章までかなり濃い内容になっているので、飽きることなく読めると思います。
読者専用サイトも用意しています
本書の最後には、読者様限定サイトを閲覧できるQRコードも掲載しています。
「読者様限定サイト」では、間取りの動画講座や、本書で取り上げた間取りの完成写真が見られるようになっています。
読了後のお楽しみにとして、是非、ご活用くださいね。
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