見出し画像

大雑把な請負契約書でもOK?

※9000人が参加する家づくりメルマガからの転載です。登録はこちら。

こんにちは!
一級建築士で家づくりコンサルタントの船渡です。

まずは、お知らせです。

無料の動画講座
「ハウスメーカーが教えない!30年後も後悔しない注文住宅の作り方」
ですが、参加者が500人を突破しました!

家づくりにおいて知っておくべき「有料級」の話をしていますので、是非、ご参加くださいね。こちらから参加できます。


さて、最近、請負契約書のチェックする機会が多くなりました。

プレミアム動画間取り診断PROには、4つの診断

1回目 敷地診断
2回目 間取り相談
3回目 最終診断
4回目 照明コンセント診断

の他に、特典としてSPOT診断(1回分)がついています。

SPOT診断は、いくつかのオプションを自由に選んで参加できる、というものです。選べるのは、

・間取り相談
・間取り改善
・特急診断(通常より早く納品)
・見積もりチェック
・契約書チェック
・ZOOM診断

など、施主の要望に応えて、選べるようになっています。
中でも一番人気なのが、

請負契約書・約款チェック

です。

請負契約書・約款って、施主と住宅会社、双方の合意のもとに契約するものですが、ひな形を用意するのは住宅会社なので、住宅会社のカラーが出やすいといえます。

これまで私は、大手ハウスメーカーの方が、詳細な請負契約書・約款を用意してる、と思っていました。

ただ、先日、積水ハウスの請負契約書・約款をチェックして思ったのが、

「思ったより、大雑把だぞ」

ってことです。


一般的なひな形は使用せずに、かなりシンプルなものになっていました。

また

・施主支給材の扱い
・契約解除
・契約不適合

については、請負契約書・約款では触れられていませんでした。

そのため、上記について確認することをアドバイスさせて頂いたのですが、積水からはすぐにメールで返信があり、それぞれについて明快な回答を得ることができました。


このようなやり取りは、とても大事です。


積水の場合は、

「約款ではあえて細かくしておらず、全社一律で統一したものになっている」

との回答だったので、約款自体を変更することは難しいです。

ただ、書かれていないことについて、メールで内容説明してもらえるなら、それが契約書に準ずるものとなります。

口頭での説明も大事ですが、契約書に書いてない内容は、トラブル時には、「言った言わない」の不毛な争いに発展しがちです。

契約前には、事前に「請負契約書・約款」をメールで送ってもらい確認した方が良いですね。

プレミアム動画間取り診断PROに参加された場合には、前述のように「請負契約書・約款」のチェックも可能です。

一級建築士のトータルサポートに興味がある方は、こちらをチェックしてみてくださいね。
7月31日まで2万円オフで参加できます。

詳細はこちらから。

では!

PS1
「請負契約書・約款」で、最もトラブルになりやすいのが、遅延違約金です。引き渡しが遅れた場合に、住宅会社が施主に支払う違約金ですね。

遅延違約金については、

「ハウスメーカーが教えない!30年後も後悔しない注文住宅の作り方」

の3章で詳しく話しているので、そちらを参照くださいね。

ご参加はこちらから

PS2
遅延金には、「違約金」と「損害金」があります。

「違約金」は、引き渡しが遅延した日数に応じて、「遅延による損害の有無に関わらず」請求できるものになります。。
「損害金」は、引き渡しが遅延したことで、施主が「損害」を受けた場合に請求できるものです。

この2つ、結構、違いますので、しっかり確認した方が良いですね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?