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越谷界隈の人々。 [第2回] 雲河トオルJr.さん

- 本日は、ミュージシャンの雲河トオルJr.さんをお招きしました。
雲河サンとはかれこれ3,4年前に地元のライブハウスで知り合い、以後けっこういろんな場面で遭遇しているのですが、実はその人となりはよく知らず、、、まずは簡単なプロフィールからお聞かせいただけますか。

埼玉、越谷を中心に四弦ベース弾き語りで活動しているシンガーソングライターです。アコースティックタイプのベースで、しかも弾き語りっていうのはあまり居ないので、結構珍しがられますね。気づかずそのままギターだと思う方も多いですw

- もともと越谷の出身なんですか?

いいえ、出身はさいたまなんですが、結婚を期にこっちに住み始めました。

- 雲河トオルJr.というお名前は本名? 今日は、雲河サン? それともトオルさん? なんてお呼びすればいいでしょうか? WW

よく間違えられるんですが、本名ではないです!w
そうですね、雲河さんと皆さんに呼んでいただいているので、それでお願いします。f^_^;

- では、雲河さん(笑)、さっそくお話しに入らせていただきます。
まず、アコーステックベースでの弾き語りって珍しいタイプですよね!? 何故にギターではなくベースだったのでしょうか。

ギターが弾けないんです!w
中学の時にギターを買ってもらったんですが、ギターに出てくる「F」っていうコードがありまして、人差し指で6本ある弦を全て押えるんですね。それがどうしてもできないんですよ。
それで、高校の時出会ったのがベースだったんです。当時はバンドでしたが、それからずっとベースですね。

- ワハハ!!! 弦6本より4本のほうがラクだろってことですか。高校でバンド組んだ頃ってどんな音楽を聴いていたんですか??

そうですね、ほぼそんなノリでベースにしました!www
高校の時はLUNA SEAのコピーバンドやってました。ちょうどベースを買ったとき、一緒にやろうぜって誘われたんです。で、その中に居たヴォーカルが全然歌えなくてw
こりゃダメだと思い、一曲だけ歌わせてくれないってスタジオで弾きながら歌ってみたんです。そしたら、そのヴォーカルが次のスタジオから来なくなっちゃってf^_^;
それからずっと弾きながら歌ってますねwww

- LUNA SEA、、、、今の雲河サンのイメージとはちょっと違いますね。今はオリジナルが中心ですよね。楽曲つくりは、どんな時にどんな感じでしてるんでしょうか。

僕の場合作曲は通勤中とか風呂とかトイレに入ってる時とか、それこそ仕事中とか w
ふとした時にメロディだか言葉とかが浮かんで、それを頭の中でループさせて掘り下げていきます。必要によっては携帯に録音して、帰ってからベース触りながらコードつけていったり、サビだけだったのをイントロ作ってAメロ作ってと肉付けしていく感じですね。

- ワタシは音楽のことってズブ素人なんでトンチンカンな質問になるかもしれませんが、今まで何曲ぐらい作ってきてて、1曲つくるのにどれくらい時間がかかるもんなんですか?

今まで作ってきた曲数ですが...ソロになってからは50は軽く超えてると思いますよ。バンドの時も含めると100とか200いってるんじゃないですかね?披露出来る曲かどうかは別ですよ!wかかる時間は曲によりますね。僕なんかは比較的遅い方だと思いますけど、半年以上かかるものもあるし、30分もしないで完成しちゃうのもあるし。中には一回完成したけどやっぱり違うなと思って歌詞書き換えてるうちに全然違う曲に作り替えちゃったりとかありましたね!w

- 発表の場はライブハウスが多いのでしょうか。音楽仲間を集め、ご自身でライブイベントプロデュースされたりもしてるとお聞きしていますが、、、、

基本的にはライブハウスですね。他にはバーやカフェ何かでもやりますし、最近は減りましたが路上でもやってます。これも最近出来てませんがUstreamでライブ配信もしてますよ。イベントのプロデュースは年に一回とかぐらいですかね。イベントのコンセプトがあって、それに合わせて出演者を集めて、場合によっては装飾品なんかも必要なんですよね。半年とかそれこそ一年がかりで一日を作っていくので、そんな頻繁には出来ませんが。

- では、ここで一曲お届けしましょう。

曲は、「It's so Beautiful days.」。

(写真提供:糟谷勝美)

- 越谷での路上ライブはいつからはじめたんですか?

5〜6年前ぐらいからだったと思います。

- 路上から眺めた越谷のイメージを聴かせてください。

いつも夜なので、時間的に帰宅される方が多いんですよね。皆さんいつも急がれていて、まさにベッドタウンって感じはしますね。

- なかなか足を止めてはもらえませんか?? 越谷で歌っていることでなにかエピソードがあれば聴かせてください。

確かになかなか足は止めてもらえませんね…f^_^; 南越谷の阿波踊りあるじゃないですか。それが終わってから路上ライブやることになったんです。そしたら強面の方々ぞくぞくと足を止めてくれて、心の中でヤバイって思ったんですが、「兄ちゃんいいねぇ〜!」って気前良く投げ銭を入れて頂きました!wあれは内心ドキドキでしたね!f^_^;

- へぇー、ちょっとドキドキですがそれは嬉しい場面だったことでしょうね。路上に限らずLIVEライブっていうのは、リスナーとの掛け合いみたい部分があると思うのですが、その辺のことで何か心がけているようなことってありますか!?

選曲は当日決めるようにしてますね。場合によってはノープランでいってその場で決めます。出来るだけその場の空気に合わせて臨機応変に対応したいんですけど、なかなか難しいですよね!www

- では、もう一曲。

曲は、「指先に込めた言葉」。

- ありがとうございました。実は個人的にけっこう気に入ってる曲なんです。アーティストの方にセルフ解説をお願いするのもいかがなものかと思いますが(笑)、この曲ができたきっかけだとかそこに込めた想いとかをお話しいただけますか。

この曲は、3.11の震災があって、地震速報のサイレンが真夜中鳴り響いて、計画停電で仕事も思うようにいかなかったりいろいろな事があって、、、
それでもTwitterやFacebookで被災地に向けて応援メッセージを送ったり、ボランティア情報をシェアしたり、そんな日々の中で出来た曲なんです。
すぐにこの曲をいろんな人に届けたいと思って、無理やりビデオで撮ってYouTubeにアップしました!f^_^;
普段はここまで強く思わないんですが、この曲は自分にとっても特別なんです。

(写真提供:大谷順子)

- なるほど~。雲河さんの作品には、等身大の自分っていうベースがしっかりあって、その目線から同世代だったりちょっと後輩だったりちょっと先輩だったりに「オレはこう思ってんだぜ」という発信ができてるような気がします。ご自身としては特にどんな層の方々に聴いて欲しいとかそういうのってあります?

どんな層っていうのは、特に意識したことないですね。
それこそ、自分で感じた事とか妄想した事とかを詩にしてるんですが、聴いてくれた方がどう感じるかは自由だと思うんですよね。
100%僕の思ったように共感するにはまるっきり同じ人生を送らないと不可能だと思うんですよ。
だから僕の詩がその人の人生の何処かの部分と少しでもリンクしてくれれば、それが共感になると思うんです。
どんな方でも共感して頂ける部分にが少しでもあるなら、是非聴いて頂きたいです。

- お子さんが生まれる時の思いを綴った曲がありますよね。ワタシは娘が一人なんですけれどもあの曲をはじめて聞いた時、「あー、わかる、わかる」って思ったんです。そんな感じですかね。そういえば、奥さんやお子さんたちは雲河さんの音楽(活動)についてどのような思われてるのかな? そういうハナシって聞いたことあります??

音楽をやってることは知ってますけど、特別見に来るとかはないですね W
ライブの日とか別で遊びに行っちゃうし!WWW
ん~、特に何とも思ってないと思いますよ。当たり前というかなんというか。でもその方が気兼ねなく出来るし、向こうも首突っ込まないように気使ってくれてるんだと思います。そういう意味ではかなりありがたいですね。

- 近いが故の気遣いでしょうね。さて、今後の活動についてお聞かせください。 

9月26日~28日まで越生にあるキャンプ場「ゆ~パークおごせ」で開催される野外フェス「JAPAN FOLK FESTIVAL 2014」に出演させていただきます。
この日は全国から100組近いミュージシャン達が一同に会する奇跡ような野外フェスです!
僕は27日にZEROstageにて歌わせていただきます。


そして、11月23日に越谷EASYGOINGSで雲河トオルJr.初のワンマンライブを行います!正直今からドキドキです!w
もうずっと構想を練ってる感じです。
必ずいい一日にするので、是非多くの人に遊びに来てほしいですね。

- 野外フェスに初のワンマンLIVE! とくに初チャレンジのワンマンはちょっと注目ですね。ぶっちゃけ何人ぐらい来てほしいとか、動員目標みたいのはあるのでしょうか。

ん~...10,000人ぐらいは...www
そんな言ったら入りきらないですね!www
でも、200人ぐらいは来ていただきたいです。
正直まだビジョンが全く見えませんが、もうすぐそこですからね。
何とかしたいですね...
ご協力よろしくお願いします!m(_ _)m

- ワタシも行きます!200人超えるといいですね。 

ちょっと200は言いすぎましたかね?w
もう、言っちゃった手前後には引けないっすねf^_^;

- では、最後にこれから雲河サンに続く若いミュージシャンやバンドマンへメッセージがあればお願いします。

16の時からこの年になるまでずっと音楽続けてきて、いろんな先輩や後輩と出会って来ました。その中で、進学するとか就職するとか結婚するとかいろんな理由で音楽をやめていく人が多いんですよね...
モチベーションが下がったとかいろんな理由がそこにはあると思うんですけど、その中でも自分はずっと音楽を続けて来たんです。進学をしても、就職をしても、結婚をしても、子供が出来ても、家を建てても、音楽は出来る!
こんな楽しいことを辞めるなんてしなくてもいいんだよって、ずっと言ってきたし、身をもってそれを証明して来ました。
まぁ、かっこよく言えば背中で教えてきた、、、つもりなんですけどねw
それを伝える為にもやっぱり俺が頑張ってないといけないし、目標となる存在じゃないといけないと思うんですよ。
今回決断したワンマンライブっていうのは、そういった意味でも自分の中ではかなり大きいんです。

- これからも背中で越谷のミュージックシーンを牽引していってください。今日はありがとうございました。

雲河トオルJr.さんへのコンタクトはこちら →  
 https://www.facebook.com/ungatorujr?fref=ts


★★★ 読者PRESENT ★★★

雲河トオルJr.ワンマンライブに1組2名様をご招待いたします!

日時 / 11月23日(祝、日) 、会場 / 越谷EASYGOINGS

ご希望の方は、本記事の感想を添えてFBメッセージにてご応募ください。

応募はこちら。

〆切は2014年10月31日タイムスタンプ有効。

当選者には個別にご連絡させていただきます。 :-)

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