初めての一般質問を終えました

一日五名の三日間の一般質問を終えました。
私は二日目の午後一番でした。
はるな部のメンバーの方も何人か傍聴に来てくれて
(実はお昼のお弁当の時も一緒に食べておかずの交換もしました)
ケーブルテレビの生中継を見てくれた方もいらっしゃいました。

質問内容は4つ。
1.学校給食の地産地消の推進について
2.教育の多様性を打ち出した移住定住政策について
3.鳥獣害対策について
4.荒廃した竹林について    です。

●学校給食については、特にお米に関しては、学校給食会というものを通しての食材の購入ではなくて、直接、地元の農家、またはJAから買い上げる仕組みを作れば、市内の農家に絞った応援になります。そして、漁業が盛んな市なのに、魚介類は84%を市外から調達しているので、もっと地元産の魚介類を使ってほしいということ。パンはポストハーベストの問題や輸入小麦の高騰もあるので、小麦粉を国産のものに変えてもらいたいこと。また米食を増やす、米粉パンを増やすなど、さらに言えばオーガニック化にも取り組んで頂きたいことなどお伝えしました。

●パンデミックの影響で不登校のお子さんが激増していること、それに対する市の対策についてお聞きしました。それにも漏れるお子さんもたくさんいらっしゃいます。代替という意味をもつオルタナティブスクールをご紹介し、現在、一般社団法人を申請中のシュタイナー教育の学校が場所を探しているので、移住対策として、是非誘致できないかとお聞きしました。また他市町村の行っている教育移住についてお伝えし、杵築市でも取り組みませんかと提案しました。

●年々拡大する鳥獣被害に対し、報奨金を厚くして頂きたいこと、また自家消費や埋設されている鹿や猪が食卓に届くよう、現在ある施設を拡充するか、新たに施設を作ることによって、猟師さんの収入に繋がり、また高齢化が心配されていると他の議員さんもおっしゃっていたように、若い人の生活の糧になるよう取り組んで頂きたいとお伝えしました。

●荒廃した竹林の対策についてお聞きしました。竹田市のように伐採された竹を粉砕する機械を安く貸し出せば、利用する方が増え荒れた竹林も少なくなるのではと提案しました。
(竹田市では一日5000円、二日目からは3000円、軽トラックに載る小型のもの。)
現在、市で購入した機械は、活性化センターに無料で譲渡し、オペレーター付きで一日38400円で貸し出しているそうです。簡単に借りようか、という金額ではないので、是非小さな機械の購入をお願いしますとお伝えしました。粉砕された竹は発酵堆肥や温熱サウナ等に利用すれば、また付加価値が出てきます。手入れされている里山が広がっているというのは、魅力ある街として外部からも認識され、何よりそこに住んでいる方にとって気持ちの良いことだと思います。

以上のような質問をしました。
初めは早口で喋ってしまいましたが、学校教育課長さんが、ゆったり話す方だったので、そうだそうだ、と私もゆったりに切り替えました。一人一時間、持ち時間があるのですが、私の用意した質問が、どれくらいで終わるのかが分からず、ひとまずやってみよー!とやってみたら、20分以上残ってしまいました。次は、もっと強く訴えるとか、もっと質問を詰め込むとかしよう!と思います。

市の職員の皆さんも、他の先輩議員さんも、はるな部の皆さんもとっても良かったよ!と褒めてくれましたが、帰宅したら夫には「及第点やな。60点ってとこか。」とバッサリ。ショボーンとなりましたが、言ってることは的を得ているので何も言えません(笑)
夫は夕ご飯を作って待っててくれて、アドバイスもくれて、長女は洗濯物を取り込んで畳んで、しかもお風呂も準備してくれていました。

主婦だった私ですが、家族の協力のお陰で、議員という仕事をなんとかやっていけそうです。

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