凛として時雨「Marvelous Persona」感想吐き出し

じっとりとした空気が纏わりつく夜に狂気の世界に迷い込んだ

どこか遠くから声が聞こえる、何かが近づいてくる。そんなイントロ

ボーカルラインが歌い上げるようなメロディなのに後ろの楽器がなんかすごいことになっててやっぱり凛として時雨だな、と
(「歌い上げるようなメロディ」ってついつい使っちゃうんだけど、そもそも歌ってるじゃん)(元吹奏楽部の癖だと思ってください。歌も楽器の音色とおんなじに捉えちゃう)

Aメロのギターのロングトーン(?)が段々と上ずっていくのが悲鳴のような、迫り上がる吐き気のような…この世界に耐えられない

そんな音色に、秘密に誘われて、着いて行ったらラスサビの狂気の世界

ラスサビ前のこちらを煽り立てるようなクラップ。狂っていく様でさえショウ
加速した激情、覚醒するIぼく
望まれるがまま聖人になるのは容易く、予想できない狂人になるのは難し

ダンスミュージックのような狂気に乗せられていたのに突然元のじめっとした夜に放り出される(アウトロ)

「聖人の命綱」でなぜか首吊りを連想してしまう
「馬鹿げたグリッド星人」星人≒聖人? 聖人だけど「人間」じゃない、得体の知れない存在

MV、画面がぐるぐる変わって影も多いから、真実を追いかけてるのに絶対に見せてくれないみたいな感じがした。
虚構だからぐるぐる変わるのがlaser beamer、真実が掴めないからぐるぐる変わるのがMarvelous Persona

「お似合いで」とか「演じさせておくれ」とか「とどめ刺しておくれ」のお上品だけどどこか高慢そうな言葉選びが好き


早く「終わらせる者」見ようね。1話で止まってる。

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