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JO1とメリーゴーラウンド

謎の3枚の写真

3/22にJO1のアルバム「KIZUNA」が5/25に発売されることが発表されたのですが、その時に使われたのが謎の3枚の写真。うち、Instagramのものが「♪どんな時もうぃーらーす⤴」のMVのものだと判明しました。

JO1 公式Instagramにアップされた写真

それではお聴きください。「どんな時もうぃーらーす⤴」

これは予告のティーザー動画なので、ちら聴きしかできません。5/3にモノホンが出ます。
※正式曲名は「With Us」です。

それより気になるメリーゴーラウンド

そんなことより、私が気になっているのは夜のメリーゴーラウンドの写真です。

JO1 公式Twitterにアップされた写真

砂の瓶がMVの場所なら、ここでもPV撮ったんですよね!?(大期待♡)
どの曲ですか!! スキズさん提供曲のYOLO-konde!?
こないだNHKの映像でメリーゴーラウンドの前で踊ってましたよね!!
でも、残念ながらYOLO-kondeは「KIZUNA」に入っていない…(えーん)
その可能性は低い…でも、その1ミリの可能性を期待しつつ、ここでYOLO-kondeのメリーゴーラウンドについて語ってみたいと思います。

ギャンゲット(Guinguette)

YOLO-kondeの制作過程がわかる8K放送の番組をNHK放送技術研究所で拝見しました。
ステージの映像を見て「これ、ギャンゲットだー!」と興奮しました。

ギャンゲット(Guinguette)
休日や夏の夜に飲食をし、音楽を演奏し、客がダンスを踊れる店で、多くはセーヌやマルヌの川沿いにあった。川辺や湖畔にあり、川エビや川魚料理を出し、ワインを飲み、アコーディオンを中心としたレトロな生演奏のバンドをバックにダンスを楽しむことができる。

Wikipediaより

いまいちピンと来ないですよね。この写真をご覧ください

かつて渋谷にあったフレンチビアホール「The Guinguette by Moja」
出典:https://camp-fire.jp/projects/view/462066

このお店はフランスのギャンゲットをコンセプトにしたお店です。
セーヌ河沿いの野外に、夏になるとサーカス小屋やメリーゴーラウンドなどがやってきて、そのそばには、お酒と食事を楽しめる簡易なレストランがあったそうです。
音楽の生演奏をする人や、芸を披露する人もいたりする中で夜通しダンスしたりして楽しんだようですね。

今度NHKの地上波で放送される番組を見ていただければ、このお店を思い出したのも納得していただけるかなぁと思います。

「サーカス」というキーワードを引き出したJO1に拍手

あのStray Kidsの3RACHAさんに曲を提供してもらう、と聞いて、やったー!と興奮すると同時に襲いかかった若干の不安。自分たちのものにできるかな、ドキドキ。

曲を聴いて、どんな歌詞にするかコンセプトを決める会議が放送で行われた時も、(記憶では)「激しいビートがすごい」「祭り」「パワー」みたいなワードが最初には出ていました。(全然違ったらすんません)

勢いだけのイキったゴリゴリに仕立ててJO1に合うのかな、とちょっとハラハラしていると、まず、リーダーの與那城 奨くんが「YOLO」というワードを出してきました!
さすが!作詞もできるよなぴ。

You Only Live Once=YOLO

世界観をもった深みのあるコンセプトになってきたな、なんかJO1らしさが出てきたな、と感心していると、川尻蓮くんが「サーカス」というワードを出しました。
その瞬間、「あ!これでJO1になった!」と目を見開きました。メンバー全員のアタマの上にも「!」がついたように見えました。

8K放送を見た人が少ないので、詳細は、地上波放映までは書くのをやめとこうと思いますが、強さをただそのまま表現するのではなく「強く見えるが実は弱い。弱く見えるが実は強い」飼いならされているようで、そうではない芯の強さを表現したかったのかもしれません。

私は、サーカスの動物やピエロに、どこか哀しみや繊細な心を感じてしまいます。おどけていればいるだけ、繊細さが透けて見えてしまう。
そんなところもJO1にあっているなぁ、と思いました。

フリークス

コンセプトが決まり、みんなで歌詞を作り、衣装を佐藤景瑚くん、メイクを大平祥生くんが担当したのですが、これが本当に素敵でした。

私の大好きな広告、サントリーローヤルを思い出しました。

あー、高画質でもう一回堪能したい…(できれば8Kで)
こういう大人なCM、なくなりましたね(泣)
サーカスとは少し違うかもしれないけど、お祭りに呼ばれて各地を点々とする見せ物小屋の芸達者、フリークスの皆さん。
彼らがイメージしたのは、何だったのかわかりませんが、素晴らしかったです。

YOLO 一度きりの人生。
彼らも、芸能人という虚構の世界、見世物の世界に飛び込んで、放浪の旅を続けるフリークスのようでもあります。
しかし、哲学をもった放浪の詩人ランボーのようでもあります。
不思議な人たち。

実は、先ほどのお店のオープニングパーティーに呼ばれたとき、ゲストでそういう方々が来てくれたのでした。
一夜の刹那的なお祭りだったようでもあり、今でもあれは夢だったのか?と不思議な気持ちになる幻想的な思い出です。お店はなくなってしまいましたし…
日本にも、野外にギャンゲットができるといいなぁ。

メンバーは若いから、このあたりをイメージしたかもしれないなぁ…
彼らの人生と重ねて見ちゃいます。


そして、夜のメリーゴーラウンドといえば…

はい、Marry-go-Round(山下達郎)です。
真夜中の遊園地に二人で忍び込むのやーつーです。
気がついた人もいるかもしれませんが、私が、しつこくメリーゴーラ「ウ」ンドと書いているのは、最後がLANDじゃなくてRoundだからです!

サブスクがないんですー💦 でも、検索したら聴けちゃうのでぜひ聴いてください! たつろーの中で2番目に好きな曲なんです(1番じゃないんかい)
謎の写真の世界を想像しながらどうぞ。
そしてタテに身体動かない人いたら教えて下さい。

夜のメリーゴーラウンドって、何かが起こる感じ、ゾクゾクする感じがありますよね。鏡もあってホラー感もある。今は遊園地は常設ですけど、ひと夏の間だけ街にやってきて去っていってしまう、そんな、儚く消えてしまう夢の乗り物だからエモいのかも。(ちなみに、この曲にはユニコーンも出てきます→よなぴへ)

あー、それにしてもこの謎の写真は何なんだ。YOLO-kondeのPVじゃなくて別の曲でもいいからとにかく楽しみに待ってます。

NHK総合で放映

ここまでで、ファンじゃない人は何言ってるかわかんない、という方も沢山いますよね。8Kで放映されたものがもうすぐ地上波で放送されるので、チェックしてもらえるとアートメイクとかメリーゴーラウンドとか、これね、とわかってもらえるかな、と思います。スキズさんも出ます!

▼番組名
総合テレビ『This is JO1 〜Go to the Dream〜』

▼放送日時
2022年5月5日(木)深夜25:35-26:35

終わり

YOLO-konde

作詞 JO1
作曲: Bang Chan (3RACHA), Changbin (3RACHA), HAN (3RACHA)
編曲: TRIPPY, Bang Chan (3RACHA)

ヨロコンデネイル
ハートの中に目玉を入れたい、とお願いしたけど断られました。
おにぎりを食べると、あれ?海苔ついちゃった、と勘違いする日々です。

4/27追記 謎が解けた(哀しい結末)

わかっていたことですが、本日公開された「With Us」Teaser2動画の中にあのメリーゴーラウンドが登場しました…
やっぱ、そっちか…ピンクか。
でも、この曲もストーリー仕立ても好きだからオフィシャルMVの公開(5/3)が楽しみです。
夜のダークなメリーゴーラウンドは5/5のNHKでお楽しみください。


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