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-Première- フランスブザンソンに留学,というかほぼ旅行


日記

7/29-30

留学1日目というか0日目、恋人に見送られつつ関空からドバイへ、エミレーツ、機内食はハンバーグにタイ米のチャーハンとマンゴーヨーグルト、パンがやわらかくておいしかった。隣の人はショーシャンクを、斜め前の人はダークナイトを見ていた。エミレーツのユニフォームはクラシックな感じ、古臭いともいえる。昔のアメリカ映画に出てきてもおかしくない。
2回目の機内食、今度は朝食メニュー。オムレツに豆、それとなんか芋虫みたいな見た目をしたぶよぶよしてるのにパサパサの芋。あとはフルーツとヨーグルト。メロンがあったけどあんまり甘くないしかたかった。昔小学校で育てた地域のウリを思い出した。てっきり機内食は一回だけかと思ってたが、晩ごはんと朝食の2回だったみたい。通路挟んで斜め前の人が熱心に画面でオセロをしていた。僕も昔は飛行機のバナナパチンコとかいうわけのわからんゲームを着陸直前までしていた。

7/29 23:45 関空発-7/30 04:30 ドバイ空港着(現地時間)

7/30

ドバイ空港でオレガノみたいなのが大量に乗ってるピザとサモサを食べた。サモサ1つで800円くらいした。エビアンは400円くらいしたのでよくわからない水を100円ほどで買った。ビッグマックは単品で2000円くらいだった。ドバイと円安は恐ろしい。
飛行機では何も出ないかと思ってたけど、エッグサンドイッチorペイストリーでペイストリーを食べた。ブルーベリージャムをはさんだデニッシュという感じ、これは日本だったらあんこをはさんで小倉デニッシュになっているだろうな。ミュージックのアーティストプレイリスト一覧のところに坂本龍一のプレイリストがあった。やはり説明のところには彼がこの前早くにしてなくなったことが書かれている。YMOの曲をいくつか聞いた。
けっこうちゃんとしたご飯がでた。牛肉のトマトシチューとマッシュドポテト、あとはマカロニサラダ、隣の後輩が赤ワインがぶ飲みしてるのがうらやましくて、すこしだけ白ワインを飲んだ。ドバイから飛び立ったとき窓からの景色を見てすごく計画都市らしいところだなと思った。無駄な道がないし意図的にしなければなりえない街の作りをしていた。それと対象的にジュネーブに降り立つときに見えたのは自然と共生する街だった。湖を取り囲むように住宅街がある。湖の色がすごくきれい。
寮について疲れたのでシャワー浴びてそのまま寝た。

7/30 08:30 ドバイ空港発-7/30 13:15 ジュネーブ空港着17時すぎに寮着

7/31

初めての大学、バスからトラムに乗り換え、最初は説明、タニグシィコスケェ、わかっていたけどクラス分けテストは惨敗。そのあとみんなで歩いて街まで出て一ヶ月の定期を買う。市内の公共交通機関なら全部乗れるらしい。そこから街を散策する人たちと別れてバスに乗る。寮の近くのスーパー。耳をひねったみたいな形のパスタとトマトソース、オリーブオイル、バニラ味のヨーグルト、などを買う。カゴが汚かった。そこから歩いて帰る。甲東園駅から関学くらいの距離感。帰って落ち着いてから友達の鍋を借りてパスタをゆでた。レトルトカレーとサトウのごはんを温める友達。みんな日本食が好きなんだなと思う。共同キッチンにコートジボワール出身の人がいてカツオらしき魚をフライにしていた。どう考えてもフライパンのサイズがあっていない。何度か油をこぼしてキッチンがすごく煙たくなった。とうとう火災報知器がなってしまった。特に大事には至らず部屋に帰ってパスタを食べて寝た。

大学は08:30からスタート

感想

 本当は日記にプラスしてフランスに来て思ったこととか考えたことを書こうと思っていたのだけど、疲れていてなにか考えにふけったりする元気もないし、料理や洗濯などで余裕もないのでとりあえずこれだけ投稿しておこうと思う。
 簡単な感想としては、フランスは確かにきれいな場所だし、スイスからの道のりもきれいだったけど、そんなに優雅なもんでもないなと思った。車の運転がバスを含めてすごく荒い。車間距離なんてあったもんじゃないという感じ。トラムが走っているのがヨーロッパらしいと思うけど、基本的にはアメリカとかオーストラリアと変わらないなと思った。まあ順番が逆かもしれないけど、自分はヨーロッパに来るのは初めてなのでそういう感想を抱いた。生活をするうえで思ったのは、行く前から聞いていたけど、外食とか外でご飯を買ったりするのはすごく高い。日本の2,3倍はする。一方で自炊するなら日本とほとんど変わらないお金で食事できるのではないかという感じである。チップの文化がない(払うこともあるそうだけど、アメリカみたいにほぼ強制ではない)こととか労働者の待遇の意識とかが値段に影響を与えているのかもしれない。

概要(追記)

 この留学の概要というか、どういうものなのか全く書いてなかったので追記しておく。
 これは大学で用意されている語学研修のプログラム。一ヶ月間フランスのブザンソンという地方の町にある大学の言語センターでフランス語を学ぶ。これを修了すると3単位もらえる。宿泊は大学の寮、ただし言語センターからは3キロほどはなれているのでバスとトラムで通学する。食事は出ないので自分で用意するか、大学の食堂を利用する。

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