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読んだ観た聴いたもの感想ざっくり書く 2021年5月10日~5月16日

▼マンガ
・『無能の鷹 3』(はんざき朝未/講談社/Kiss)
デキる女に見えてマジで何もできないのだけど謎の度胸と運の強さでなぜかうまくいってしまう鷹野と気弱な鶸田のオフィスコメディも3巻目。時々立ち止まらされてしまうテンポ感が今巻はちょっと顕著だった気がしたけれど、唯一無二の作品だと思う。自分が無能かもと悩んでいたり、実際に無能だと言われた経験がある人には一度は読んでほしい。私もあります。

▼書籍
・『U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面』(森達也/講談社現代新書)
Kindleでやっていた講談社の教養系書籍の大規模キャンペーンでなんとなく購入。森さんは映画の「FAKE」を観たくらいでよくは知らない。けれど、ノンフィクション作家としての筆致がさすがに見事で、あっという間に読了してしまった。裁判と、精神鑑定と、責任能力と、死刑の話。
あの事件のあったときは三鷹に住んでいた。目覚まし代わりの朝のニュースで報じられていた、あの画面上の文字に、目を疑ったのを、今もずっと覚えている。

▼音楽
・特撮「エレクトリック ジェリーフィッシュ」
特撮の新譜。実は、ひとつ前にリリースの「スリーストーリーズ」があまりピンと来ていなかった。オーケンがもうひとつやっているプロジェクト「オケミス」とあまりに接近していたというか、「変さ」がない、普通の、質の高い、大人の音楽に聞こえて、ああ、この方向に特撮が進むのだったら、これからの特撮はあまり私の求める音楽ではなくなっていくのかもしれない、と少し思っていた。
そんな気持ちで手に取った今回のアルバムだが、特撮はまだまだしっかり「変」だった。大人だけど変だった。良いアルバムだと思った。
「電気くらげ」「ヘイ!バディー」そしてもちろん「ゾルバ」も大好きです。

▼配信ライブ
・特撮「エレクトリック ジェリーフィッシュ」5月16日@新宿BLAZE
で、アルバムが良かったので配信チケットを購入し、視聴。
配信含めてもバンドのライブが10月の筋少以来だったということもあり、だんだんテンション上がって、しっかり画面の前で拳を上げ頭を振り折りたたみました。楽しかった。いろんな思いがあったけど、今回は配信で満足できた。

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今週はちょっと忙しくてあまり本を読めていない。

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