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ゲームのプレイスタイルを見つけよう

こちらの記事は、4月に実施された入社式でのスピーチの一部を文字起こしした内容となります。

🎮みなさんは、RPGゲーム※1はプレイしたことはありますか?

敵を倒してレベルを上げて装備を強くしたり、能力を高めて仲間を集めて、目的であるボスを倒すというものです。 いきなり何を言ってるんだ?と思うかもしれませんが、現実の世界とRPGゲームは似ているところが多いな。と僕は考えています。

僕がゲームが好きだから気にしてしまうのもありますが、現実世界をそう捉えています。

好きなRPGゲームは色々ありますが「ファイナルファンタジードラゴンクエスト」です😎

余談ですがドラゴンクエストのゲームデザインは素晴らしく、学ぶことが多くあります。
例えば、最初のエリアを出てすぐに【ボスの城が見える】しかし行けないというデザインになっています。
ここから、目的地や目標をちゃんと提示することと、一緒に向かおうというコミュニケーションの大切さを学びました。

今回はゲームの世界にあてはめて、どのような心持ちで仕事をしたら良いかを2つシェアします。

1️⃣仕事をゲームをプレイしているように楽しむ

仕事はワクワクしながら対応した方が自分にとっても、周りにとってもいい環境が生まれます。
人は気分で仕事のパフォーマンスが大なり小なり変わるものです。 現実ばかり見ているとどうしても辛い状況になりますし、それを無理して乗り越えるより、ワクワクしながら気づいたら乗り越えていたくらいがちょうどいいです。
ゲームは所詮ゲームなので、真剣にプレイはしつつもそこまで深刻には考えないと思います。 ビジネスの世界ものめり込みすぎるのも危ないし、真剣に物事を捉えすぎるとダメージが大きくなってしまいます。 この辺りもゲームにあてはめると、1度の失敗や困難でゲームオーバーにはならなくて、何度も試行錯誤をして乗り越えていくものになります。

2️⃣結果勝てばいい、目的(ビジョン)を達成できればいい


RPGではパーティを組んで戦うことがあります。
その時いろんな役職の人と役割分担をしてパーティを構成していきます。白魔道士とか黒魔道士とか、戦士など。 いろんな役割の人たちで共通の目標、ビジョンを達成に向けて手を取り合って頑張るのがRPGゲームの醍醐味です。
この時、自分がどのゲームプレイのスタイルを選択するかでチームのバランスが変わります。 偉い人が、お前は白魔道士だけど、黒魔道士として頑張れ!といったところで、黒魔法は使えません。覚えるのにも時間がかかるでしょう。そんな時は、「ちょっと間違ってますよ、僕は白魔道士が好きだし、これなら成果だせるけど黒は難しいですよ。」と反対意見をいったって良いのです。

📝20代にいろんなことを経験して自分のゲームスタイルを見つける


大切なのは、みんなの力を合わせて勝てるようにプレイすることです。 チーム、組織というのは一人だけ成果が出ても全体では勝てませんし、一人だけ成果の出ない状態にあってももったいないのです。
ただ、ビジネスだからといって、誰かを傷つけたり、奪ったりしてはいけません。 世界をよりいいものにする必要があります。
そのような心持ちで、20代はまずはいろんなことを経験してゲームスタイルを見つけましょう。 あなたなりの勝負のタイミング、戦い方などいろんな独自の手法が身についてくるでしょう。

自分が30代になって気付きましたが、20代の内にゲームスタイルが確立されていれば再現性があるのでやりやすいです。 ゲームスタイルを理解して活用できれば自分の社会人人生の選択肢が広がります。
苦手なことだったりやる必要のないことを、選択肢から除外できるのは強いプレイスタイルです。自分なりのプレイスタイル、それを見つけるまでは大変だと思います。 何かを犠牲に得ることになるかもしれません。
いずれにせよ、それらはあなたの人生の一部で、トピカが決めることではなく、主人公のあなたたちが決めることです。
そして、自分で決めたことは自分の約束としてうまいこといくよう足掻き続けましょう。

※1 ロールプレイングゲーム: role-playing game, 略称RPG)とは、参加者が各自に割り当てられたキャラクター(プレイヤーキャラクター)を操作し、一般にはお互いに協力しあい、架空の状況下にて与えられる試練(冒険、難題、探索、戦闘など)を乗り越えて目的の達成を目指すゲームである[1]。参考:Wikipedia

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