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現地でしか手に入らない、レアなお土産

"そこでしか手に入らない、買えない"がずいぶん減ったと思う。

ネット通販でたいがいのものは手に入ってしまう。
これはこれで便利だし否定するつもりはさらさらない。

とはいえ、旅の楽しさのひとつは、
そこでしか手に入らない、もあると思う。

そしてそういうものは意外にまだまだたくさんある。
そういうものに遭遇すると嬉しくなる。

わたしにとってそのひとつになっているのが、
訪れた先の自治体の指定ごみ袋である。

自治体の指定ごみ袋はそれこそ、
"そこでしか買えない"レアなやつ。

事前に調べたり、わざわざ探すことはしない。
行った先で視界に入ると買う。
おー、あったあった、とさり気なく買う。

もちろん有料化されていないと存在しない。
参考までにわたしが住む自治体では指定ゴミ袋は存在しない。

そしてわたしはコレクターではない。
持ち帰ってごみ袋としてガンガンと使う。

さらにはお助け買い物袋としてカバンにも1枚常に忍ばせる。
ビニール袋は開く前なら小さく薄くしまっておけるので便利。
普段はマイバックを持っていくが、手持ちがないときの備えである。

たかが指定ごみ袋、されど指定ごみ袋。
自治体それぞれのデザインの違いも愉しい。

『燃える』ひとつも、

・燃えるごみ
・燃やすごみ
・可燃ごみ

言い方それぞれ。

袋にごちゃごちゃと注意書きがたくさんしてある自治体、
ビニールに色がついている自治体、
ビニールの素材も、
薄いもの、厚みがあるもの、
ガサガサと音がでるもの、音が出にくいもの、

ほんとうにいろいろ。

遠出をしたときのわたしのささやかな愉しみである。


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