0時に寝るはずだったのに

0時に寝るはずだったのに2時間のオーバー。
明日は眠い眠いと言いながら起きることが決定した。

早く寝たいが、noteは書いておきたいので書いておく。

今日はONE PIECEの映画を観てきた。
ONE PIECEのことはサンジが仲間になったくらいのところから何も知らない、ONE PIECEの長い歴史から見ると予備知識ほぼゼロ状態での鑑賞だった。

それでも面白かった。胸アツだった。
アッツアツだった。
恐らくオールスター感謝祭みたいな感じだったのではないか?
だから、大のONE PIECE好きからしたら、こんなのは身体が震えて胸の内からグツグツ煮えてしまうくらいにはアッツアツだったのではと思う。


作中に、楽しいことだけをしていればいい世界(=苦しみや嫌なことからの解放)を創造しようとキャラクターがいた。

最初はそれに共感していた民衆も、次第にそれぞれ現実世界に戻りたがる描写がある。

そういえば10代の頃の私も、「"人生山あり谷あり"? 谷なんかいらん! 山だけくれよ!」と思っていた時期があったなと、スクリーンを見て思い出していた。

辛いこと、嫌なことなんか経験したくない!
楽しいことだけを見ていたいし、やっていたい!

本気でそう思っていた。

しかし数年経った今、発見したことがある。

谷がなくなると、山も平坦になり、いつしか線は一直線になってしまう! ということだ。

それはつまり、苦しいことや辛いことがゼロになった場合、楽しいことや嬉しいこともまたゼロになり、全てが「無」と化すということだった。

谷がなければ山もなくなり、道は平坦になる。

そうすれば辛いことも何だか愛おしく思える。

はずがない。
全くもって愛おしくない。

窪み程度なら許すけど、相変わらず谷はあってほしくない私だ。

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