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飼い犬からの脱却

22歳の俺は住み慣れた街大阪から離れ派遣会社を通して大分の工場に就職して寮を借りて一人暮らしをする事になった。
俺は地元の公立高校卒業後空港の保安検査業務に就職した。しかし人手不足による長時間労働と上司との不仲で3ヶ月余りで退職する事になった。退職してからは親に大学を目指すと言いつつ全く勉強せず親のスネをかじって生活したり飲食店や建設業 警備員やUber eatsなどで金を稼いでは浪費する生活をしていた。何に浪費をしていたかと言うと女性関係だ。具体的に言えば風俗だ。酒とギャンブルと女は人生を壊すと言うがその通りだと思う。大阪や東京などの大都会は快楽に困ることは無い。酒 女 薬物 手に入らない快楽は無い。それ故に快楽に溺れ破滅する奴は表に出ないだけでかなりの数がいるのは間違いない。俺は浪人すると良い親から今までの貯金と毎月の予備校代6万を貰っていた。最初の3ヶ月くらいは真面目に勉強していた。しかし3ヶ月くらいすると疲れてしまい予備校の近くの繁華街の店舗型の風俗に通い始めた。初めて風俗に行ったのは高校3年の時だ。同じクラスの仲の良い悪友に誘われて行くことになった。当時はハマる事は無かった。しかし名ばかりの浪人生になってからは寂しさとストレス解消の為に刹那的な快楽に溺れる事になった。こうなっては止まらない。その時の女性は同い年の大学生の女の子だった。身長が俺よりも高く愛嬌の良いムチムチボディに興奮が抑えきれなかった。プレイも濃厚でDKが凄く積極的だった。最初にビギナーズラックを引きその快楽を求めるかのように頻繁にその快楽を求めに風俗店に通うことになった。

(後編に続く)

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