一周年
おはようございます。昨年の今日、ここGreen grocery storeはプレオープンしました。昨日の営業を持って一年が終わり今日から二年目に突入しました。色々と昨年の今日の事が蘇ってきます。過ぎ去ってみると本当に早かったです。もう一年経ったんだ。と思っているところです。
振り返ってみると反省点ばかりで、、、反省というと少し違うのかもしれないけど、納得いく一年では無かった。手探りでやりながら学び、試行錯誤しながら今のお店を作り、やってきたのだけれど自分の表現したい理想のお店には少し近付いたかもしれないけどまだまだ程遠い道のりであります。というか全然です。
お客様あってのお店なんだなぁというのを身をもって感じるし、お客様にお店に来て頂く大変さを痛感した一年でありました。やる前から分かってはいたけど何もないところに無名の人間がお店を出して誰がきてくれるんだという課題はこの先も続きそうです。もちろんそれには自分がもっと魅力的なお店を作って行かないといけません。ですが本当にたくさんのお客様に足を運んで頂きました。感謝感謝感謝です。本当にありがとうございます。
時代と逆行する事がコンセプトにあるので、それはもちろんの事、簡単にはやっていけません。ニーズは本当に狭いところにしかありません。基本的に売れるものというよりは個人的に今推したいものや見たことのない変わっているものを中心に集めているので売る事も大変。今話題のあれがあのお店にあるから行こうって事はないのです。
お店に並べてすぐ売れてしまうようなものを買ってきてしまうと逆にそれは喜びではなく、今世の中が求めているものを選んでいる自分に疑問を持ちます。確実にビジネスに向いていません。泣 とは言いつつも、もちろん売れ筋はお店の一割から二割置いていたい。それを求めているお客様が絶対数居るのはもちろん、そのもの自体が良い服であるから。自分のエゴだけではお客様満足は得られません。
服を好きになって誰かと同じ格好はしたくないと思った自分、そうやって思う人はある程度居てその人に向けたお店でありたいという気持ちが一番強いのかもしれない。そんな思いでやっていると本当にやっていけないけど、やっていけないからそういうお店が無くなり、存在しない。そしてつまらなくなってしまう。なんとかしてこんなお店を続けたい。
あのお店に行けば今世の中で売れていないけど格好良い服があるお店。私が目指しているのはそんなお店です。格好つけているわけでは無くてそんな服の方が長く愛せるから私はそれを揃えています。一度流行に乗ってしまうと飽きるのも早いし周りの目を気にする方も居て手放すまでが早くなってしまう。沢山の洋服が廃棄されている今、自分が少しでも力になるためにはその洋服を少しでも長く着ていただけるような接客とメンテナンスをしていくしかない。
お客様が本当にその洋服を愛し、手放せ無くなるような商品とストーリーを売る事でしかない。こんな事ばかり言っていると気づいたら無くなっていそうだけれど這いつくばって本当の服好きに愛されるお店を作ります。
二年目も本当の服好きの為の服バカの店を皆様どうかご贔屓に宜しくお願いいたします。
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