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手術の合間

 術後、しばらくは目薬のせいで瞳孔が開いていてまぶしかったです。全体的に薄いマジェンタ色がかかっていて、十分ぐらいで普通の色に戻りました。蛍光灯の点滅みたいに目の端の方でチラチラまぶしかったりします。
 四時間ぐらいでよく見えるようになりました。
 手術後の目薬は三種類を五分以上間を空けてさすという面倒くささ。左目は手術前の目薬をささないといけないので余計に面倒くさいです。
 眼帯は手術日は一日中、その後、一週間は寝る時だけつけるようにとのこと。
 顔を洗うのが禁止なので、拭くだけで我慢。
 手術の翌日は診察。レンズがきちんと入っているかチェックです。レンズは大丈夫だったけど、もう、眼鏡がかけられないので大変。
 右目は0.1、左目は0.02ぐらいなので、差がありすぎて、気持ち悪い。おまけに片目ずつ、見てて気づいたんですが、左目、黄ばんでる。最近、テレビの色がイマイチなのは古くなったからだと思ってたけど、自分の目のせいとは。大体、ブラウン管じゃあるまいし、今時のテレビは古くなったからって色が変わったりはしないよね。
 サーモンピンクだと思っていたのが普通のピンクだったりする。赤系統以外は大丈夫みたい。
 しかし、美術鑑賞が好きなのに、違う色を見てたのかもしれないとは。
 目の手術後って見えるのかなと鏡と睨めっこしていたら、上まぶたをめくった真ん中、黒目のすぐ上に赤い丸とその中心に赤い点がありました。
 きっと、真ん中の赤い点が手術で切ったところなんでしょう。

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