27歳と首都圏

10月の終わりでどうやら28歳になるらしい

27歳はそのほとんどを首都圏で暮らした。
何度か振り返っているように、東北で暮らし、東北で死んでいくと思っていたので、ありえない暮らしではあった。

欲にまみれ人にまみれ、首都圏に飲み込まれていく、、そんな人になりたくないと思っていた。


でも、実際は今までの人間関係の続きをやっているにすぎなかった。

大学で出会った友人たちと会い、なかなかあえなかった高校時代の友人と会い、青春時代を思い出しながら、少しだけ大人になったような気もしている。

たしかにはめを外す日もあって、良くないなと思うこともある。

新たな出会いもあって、刺激的だなと感じれた。

自分とは違う人生を歩む人に出会い、違う価値観、違う能力を持つ人、様々な人がいて、とても勉強になった。

東京にいる人はみんな悩みなんてなくて、スーパーマンかと思っていたけど、そんなことはなくて、余裕がある人は一握りなんだろうなとわかった。

27歳になる前後、強烈に30歳を意識した。

人生のシナリオが大体決まってきて、この会社でどんな風に働いて、次の会社はどうして、定年までどう過ごすか。

会社には定年まで働いた人もいて、より一層そんなことを感じた。

自分の場合、大学時代の負債(奨学金や年金)をきちんと返す必要もあって、いままでいい加減に生きてきたツケもまわってきた。

まあ、焦りがあったのだと思う。
もしかしたらみんな通るみちなんだと思う。

いろんな大人たちをみて、日々の暮らしをしてみて、この焦りはきっとそう簡単にはなくならないとわかってきた。

なくそうと思っても、人生をすすめるときにまた新しい悩みが出てきて、その悩みにさいなまれるのだろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?