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人間誰しも執事雇うような富豪になってみたいよね

角川文庫
『うちの執事が言うことには』
高里 椎奈(著/文)
発行:KADOKAWA

どうも、しょぼんです(´・ω・`)noteを書くのは2回目ですね。本日は私が大人買いしたシリーズを紹介したいと思います。

前回の書評で私は映像化した有名な作品は読めないと宣言していましたが、映像化する前から好きだった作品は好んで読みます!
面倒臭い性質ですね。

健全な生活を営んでいる皆様、子どもの頃に1度は執事やメイドのいる生活に憧れたりはしませんでしたか?
私はしました。
イケメンの執事にお世話されて働かずに豪華な生活を送る。皆の夢だと思います。
何とこの小説、
【イケメン】【執事】【金持ち】
という女の子の大好きな要素を持ちながら、さらになんと【謎解き】までもあるのです。

そんなの好きやん。

主人公は坊っちゃま、メインキャラとして彼の執事(金髪のイケメン)が出てきます。

突如現役を退いた父に言われ一族を背負うことになった主人公。時差ボケやその他の事情で死んだように眠りにつき、目覚めた彼は幼い頃からそばにいてくれた大好きなおじいちゃん執事を呼ぶ。「バトラー、僕は起きたぞ」
しかし、扉を開けて入ってきたのは遥かに若い金髪の見知らぬ執事でした。
主人公は怒ります。どうして執事が鳳(おじいちゃん)じゃないのか。執事も怒ります。なぜ憧れの鳳さんもいない、使えたいと思った主人公の父上もいない状態で主人公なんかに仕えなくてはいけないのか。
最初は仲が悪かった2人ですが一族にふりかかる厄介事を解決していく内に互いを認めていくようになります。
最初から最後まで、物語の鍵を握っているのは鳳というおじいちゃん執事!!!!皆!おじいちゃんのこと!好きすぎる!
おじいちゃんはお父様の世界旅行に連れ立っています。
おじいちゃん執事がいない事が大変不満な金髪執事。しかしその仕事ぶりは完璧です。そして少々世間知らずな坊っちゃん、実は色彩感覚に優れており些細な色の差も見抜いてしまいます。2人の特技を使って沢山の謎を解き明かし、問題を解決していきます。

この「うちの執事が言うことには」というシリーズは完結していますが「うちの執事に願ったならば」という新シリーズがスタートしており、まだまだ2人の日常は続いています。
美麗な絵の漫画のシリーズもありますし、可愛らしい絵のついた児童書版も出版されました。更になんと実写映画にもなっています!
このシリーズが大好きな私は他のバージョンも勿論チェックしています!

こういった色んな形態で出ている物語の醍醐味は【差を楽しむ】ことです!
1〜4巻にかけてゆっくりと和解していく坊っちゃんと執事ですが、児童書では何と1冊にて和解!(1巻と4巻の内容がまとまっていました)
お手ごろですね!!!!!!

(角川つばさ文庫/ロク・絵)
美味しいところだけサッと味わいたい方にオススメです。小説版と漫画版では執事は前髪をパッカーンと分けておりおでこ全開のイケメンでしたが、児童書版では前髪がちょろんと生えてます!!!!!!不思議!挿絵があると物語が分かりやすいですね。

次に漫画版。

(あすかコミックスDX/作画.音中さわき)
とにかく顔が良い。イケメン。イケメンと美女の集いでした。足が長い。股下7mはあるね(幻想)。概ね小説と同じように進みます。小説では1行しかない描写だったところもしっかりとコマにされています。細かい!!!小説と違って此方はもう10巻で完結しています。漫画版の最後の話は衝撃のラストを迎えました。ネタバレにならないようにふわっと説明しますと、坊っちゃんと執事がもめてもめて、段々打ち解けて、打ち解けて…2人はどうなる!?となったところでまさかのおじいちゃんEND。主人公最終話4〜5コマしかいないんじゃないか…?
これは近年稀に見るビックリ。しかしておじいちゃんもイケメンでした。

実写映画はなんと
執事の髪の毛黒い!!!!!!!!!!
坊っちゃん納得のキャスティングでした。

少しでも気になったら是非とも小説、漫画、児童書、映画、お好きな形で『うちの執事が言うことには』を楽しんでください!

しょぼん

うちの執事が言うことには 1の通販/高里 椎奈 角川文庫 - 紙の本:honto本の通販ストア

https://honto.jp/netstore/pd-book_26123897.html

↓映画版公式サイト
http://www.uchinoshitsuji.com/sp/

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