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最近とても「防災」に興味を惹かれています。真面目に。

◆オコトワリ◆
話題がいろんな方面に飛んでいます。これ書いた時にいろんなことが頭の中でリンクしていたもので。それゆえ1000文字では収まりきっていない。

元々「防災」にタテマエ的な興味はあったと思う。ただ、自分の生活にどう関係するかが全くわからなかった。台風はよく来る地域だし、そこにはもちろん備えるけど、台風に関しては今のところインフラに守られている部分が大きいように思う(ありがたいことではある)。でもそれ以外の自然災害には免疫がなく「防災」への距離はすごく遠かった。

震災の後、絆という言葉や「つながり」を意識する機会はすごく増えた。私自身はその場にいなかったので体験的に意識しはじめたのではないけれど、家族がその被害にあったことや、そういった情報を発信するメディアに触れる機会が増えたことが少なからず影響した。

そして仕事人としての私は「絆」や「つながり」という言葉が、防災よりも先に健康づくりにつながった。沖縄には「ユイマール」という相互扶助の精神がある(あった?)。地域の力で沖縄の健康を取り戻そう!と奔走した。散々走り回った後、急に怖くなった。

わたしは自分に何かがあった時に、誰を、どこを頼ればいいの?

一気に不安になった。もちろん家族も友だちもたくさんいる。どこに聞けば何がわかりそうかも知っている。だけどわたしには「地元」という感覚がない。地域の力で、と言っている本人が、地域にいない。自分自身が地域に属することが怖い。

「ヘルスケアに関わる職業だから」「みんなのためにやっていることだから」と大義名分のもと動いていた時はすごく楽だった。でもそれを自分ごとに落とした時、とても困った。


ちょうどその頃、市民大学の案内を見かけた。わたしは割とその場のノリで行動してしまうんだけど、その時も即決で申し込みをした。

市民大学なんて、同年代は少ないだろうな。きっと参加者は何かのコミュニティのリーダーなんだろうな。

心の中では(半分くらい)そう高を括っていた。実際に同年代は少なかった。
でも、想像していたよりも年齢層が若かった。そして私はその場で浮いた。みんな何かしら「地域をなんとかしたい」と思っていた(人たちだと思う)。圧倒された。場違いかも…?という不安もよぎった。「仕事で地域に入っているので…」とごまかした。間違ってはいない、担当地区があった。でも本当の目的はそうじゃなかった。そしてフワフワ浮きながらも、インターンの時期が来た。


わたしは言語的なことよりも、非言語的なことに感覚が優位になる。とくにビジュアルに弱い。美醜というよりも、見た目の雰囲気に興味を惹かれることが多々ある。だから市民大学でのインターン先はその感覚で決めた。そこでキチンと「防災」と出会った。

イザ!カエルキャラバン!の沖縄版、リッカ!ヤールーキャラバン!略してRYCである。

自分の中の要素が、ことごとくヒットした。久しぶりにワクワクした。そして改めて不安になった。もうね、不安になりたい性格をしているんだと思う、わたし。このプログラムがどのように生まれたのか、どのような内容なのかを知って、そこで初めて(やっと)防災が身近になったの。

そしてその年、久しぶりに大きな台風が直撃し、我が家は2日ほど停電した。もちろん外出もできない。子どもの頃はよく停電や断水をしていた記憶があるけど、大人になってからは初めてだった。自分でもすごく単純だなと思うけど、それからやたらと防災に興味が出た。

でも残念ながら、今年のJDA-DATスタッフ研修会は受講できなかった。逆によかったのかもしれない。まずは自分のために、だ。今のわたしが現場に放り出されても心配。

ってか今、おそろしい研修会を見逃していたことに衝撃をうけた…。まぁ終わってしまったものはしょうがない。きっとわたしなら追いつける(と、言い聞かせる)。

というわけで、最近、防災にとても惹かれています。そして関われそうなところから手を出しています。それがこちら。

ずっとキャンプにも興味があって、ちょうどYouTubeでキャンプ動画を見まくっていたので参加しないわけがない(わたしの行動のきっかけはいつも単純だ)。というわけで、11/9-10の防災キャンプ、お出かけヤールーキャラバン!のブースを担当します。「教育テレビのお姉さん」的なことします。存分に楽しみます。ご飯なにつくろうかな。今週はきっと缶詰やら防災食のことやら考えていると思います。あ、当日参加(宿泊なし)は可能なのでフラっと来てね!

前回参加したRYCでは運営に手一杯で余裕がなかったけれど、今回は自分のためにも記録を残したいと思っているのでまたレポートしますね。

(アイキャッチ画像はRYCのホームページから勝手にお借りしました。宣伝してるので許してくれる…はず?)

2019.11.4 追記
若狭公民館の宮城館長より画像使用許可いただきました^^

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