わたしの表現は拙い

お昼に焼き鯖定食をモスモス食べながら海を眺めています。
目の前に広がる世界からたくさんの情報を集めいるはずなのに、わたしはそれをうまくじぶんの喉から吐き出すことができない。
何かしらのプレゼンであれば、そこそこ練習するのでうまいこと流れ出てきますが、ゴールが見えない場面では頭の中が空っからに干からびてしまいます。
子どもの頃には美術の授業で作った作品が賞をもらったりなんかしたこともありますが、周りにはわたしよりも上手い人ばっかりで、将来どんな仕事をするの?と聞かれた時に、アートでは食べていけないと思い込んでからは表現活動をぱったりとやめてしまいました。
その後、ストリートダンスにのめり込んだ時期がありましたが、いわゆるスタジオダンサーみたいなもので、フリは上手く踊れるけど、フリースタイルがからっきしダメで、内側に悶々としたものが積もり積もるばかりでした。
というわけで、身体表現も苦手である。

なによりも、心の内を曝け出すのがとても苦手でしてね。日記すら書けないんですよ。
子どもの頃はそれなりに辛いことが多くて、日記を書くってことがネガティブの吐口になってたわけですが、そのアクションが染み付いちゃってるみたいで、そんな気分の時にしかかけない身体になってました。

どうやらわたしはアウトプットすることを避けるように生きてきたので、じぶんの思うように表現をすることが苦手です。
問題ないレベルで表面を取り繕うことはできているのかもしれません。

これまでに何度か、あなたは基本をやらないで応用ばっかりやってるとご指摘いただいたことかありまして。
わたしとしては、ちゃんと土台があるつもりだったのでかなり凹んだのですが、よくよく胸に手を当てて考えると、じぶんの根っこの部分をきちんと整理して表現することをおざなりにして、成果だけだそうとしちゃってたなぁと反省するしかないのです。

そしていろんなことをすぐに忘れる。

noteという媒体で書くことを始めた頃は、「忘れたくない」という思いだけでイベントレポ的なものを綴っていました。
最近はね、イベントの参加自体が難しい状況にいるので、そもそもインプットがなくて書けてないんですけど、イベント以外にもいろいろなことをわたしは忘れていくんだなぁって思うと寂しくて悲しくて。
楽しいことも、辛いことも、どんどんピンボケしていくの。
まぁ、ヒトは忘れる生き物らしいですけどね。

今後はイベントレポだけではなくて、じぶんの中を整理しつつ、残していくための記録をつけたいなと思いましたとさ。
その過程で、もっとうまく表現できる力がつくといいな。

おしまい

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