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スピリチュアルマスターの独り言4

能力

写真は、昨日撮った満開の桜。宮古島はもう夏のようだ。

「英語で紐解くスピリチュアル」と題した配信講座では、スピリチュアルと言う英語が辞書の中でどの日本語に置き換えられているか、の検証から始めている。

翻訳者が色々な状況の中で選んだ表現の中に「超自然な、心霊現象の」と言う言葉があった。日々、エネルギーワークをしている私達にとっては、全く自然なことなのだが、「こころのスピリット」現象!なんて美しい言葉だろう。

私はずっと前から誰に教わることもなく、意識で辛い病状を緩和させる練習をよくしていた。子供時代から三十代半ばまで、重症な皮膚炎を顔と首に抱えていたのだ。酷い時は小岩さんも真っ青、私の方がもっと爛れて腫れあがって黄色いリンパ液が噴き出たおぞましい顔だった。海外に行けばどこでも一週間で完治し、帰国すればそれが宮崎県と言う自然豊かな場所であっても一週間で元に戻った。

日本にいる限り何をやっても治らないのだが、意識で痒みや腫れをコントロールできるよう練習していたのだ。今思えば、それが最初の自己ヒーリングである。

胃の辺りに気持ち悪さがあったりすると、蝋燭を灯して手を合わせ、意識を集中させる。すると、ある瞬間にフワッと不快感が消える。そんな自分の状態は自発的に自然にエネルギー調整していた。

元夫は病弱だった。一般的な病気も慢性的に抱えていたが、ある時原因不明の病に倒れた。全身の関節が固まって動かなくなったのだ。病院をたらい回しにされても、何が起きているのかが判明しない。素晴らしい東大の先生が「一度始めたら後戻りができないから」とステロイドの投与を見送りながら、慎重に対応してくれていた。

私の父も、ステロイドを三十年以上服用していた。そうして人一倍働いていた父の壮絶な苦労を知っていた私は、自分の夫も同じ道を辿るのかと絶望した。

夫と子供が寝静まった後、私は自然に行動していた。たまたま手元にあった般若心経の経典を意味もわからないままに、ひたすら声に出して読む。読み終わる頃には涙が溢れかえる。その状態で「あ〜よかった、なんだ、こんなに簡単に治った!お薬もこんなに効くなんて!なんて素晴らしい!あ〜よかった、よかった、本当にありがとう!」と泣きながら喜び感謝しまくった。これを毎晩、数時間行った。

自然にまるで動かされるように、家族で神社に行ってお祓いをしてもらった。とても熱心な真剣さが伝わってくる宮司さんだった。

何故か「ベットがだめだ」と思った。近くの家具屋さんで畳マットの木製ベットを購入した。

ベットが届いた次の朝、症状は出なかった。それっきり出なかった。魔法のように治ったのだ。彼は自然に治ったと思っただろう。

でも、エネルギーワークの専門家、ヒーラーとして仕事を始めて二十年以上たった今、なぜ治ったかは明確にわかるし、説明できる。

お経を祈ることで神聖な世界へアクセス。その後「もうそうなった」と言う喜びのエネルギー状態を純真さ誠実さで生み出し、感謝の言葉で高次元界にプログラムしていたのである。純粋な祈りに上は完璧に答え、お祓いとベットの交換を導いてくれた。彼に影響していた有害スピリットを追い出し、エネルギー的浄化を起こすことができたのだ。

スピリチュアルなワークやヒーリングができるのは、今回の人生で何年学んだか、どれぐらい勉強したかはあまり関係ない。できる人は、もうすでにそのスキルと知識を持っているのである。それはオーラではない、もっと純粋で高次なるエネルギー体の中にずっと前から持っているのである。

今回の人生で、色々な経験をしながら、準備が整った頃、その鍵を開く手伝いをしてくれる人に出会う。いくら前から知っていても、記憶喪失で生まれ、毎回の人生で一から学ぶ必要があるのだ。この時、この場所で開かれていくために。

これまでの生活の中で築いてきた、型や枠をゆっくりと外して、愛情いっぱいに育て直して、エゴが愛、一般的な常識が叡智、社会の要求に答えていた優しさが神聖な強さと共に本当のコンパッションにシフトするように導ける真の指導者がいて初めて、このレベルの開花がもたらされる。

今夜もここにこんな話を書いているのは、私が書いたものを見て何かピンと感じる人に出会うためである。理屈ではなくただ分かる人、生まれる前に決めてきた時が近づいている人の目にとまってもらえるように、

私は、「ここだよ!」と光の旗を振り続ける。ライトボディレベルのヒーラー、光の戦士、純粋なファシリテーターを保護するために。


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