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スピリチュアルマスターの独り言2

マスター

私は、英国のスピリチュアルスクールでティーチャー、マスターティーチャー、そしてプリンシパルと務め、その後自分自身のスピリチュアル講師養成機関と付属のスクールを設立したので、今は創立者(ファウンダー)と言う立場にいる。

しかし今回、スピリチュアルマスターの独り言、などと、タイトルに「マスター」と言う言葉を使ったのは、初めてのことだ。

スピリチュアルマスターは、グルとか尊師とか、聞いただけでゾッとするような言葉に翻訳される。とにかくあの事件のせいで、OMという宇宙創生の聖音、アーメンの起源と言われる言霊でさえ人を一気に凍えさせる。

そんな危険な肩書きは、絶対に使って来なかった。

しかし、実際は日々、受講生の皆さんの進化成長を手伝いながら、自分を含む人類、国、地域、地球から滲み出てくる負のエネルギーに働き合っているのである。ヒーリングとか、浄化とか、ましてやライトボディレベルの修復とか、体力、気力、精神力の労働で、言葉で言うほど気楽で簡単で、すぐにできるものではないのだ。

時には想像を絶するような経験をする。危険も痛みも伴う。光に上昇する程、深く重い陰との攻防が繰り返される。しかし、そのお陰で今日の私がここにいられる。

神聖な世界のヒエラルキーは、人間が考えるものとは全く違う。全く違う次元に属するものだから、言葉で説明するのはとても難しい。

あえて説明を試みるならば、世話役、見えないところで山積みの仕事をこなすハウスキーパーならぬエネルギーキーパー。そして、神聖な世界の代弁者としての責任!立ち位置が上がるほど、(すぐに警告が来るが)間違った時の反動は大きい。永遠に真剣に謙虚に学び続ける必要がある。

二十年以上前に、著書の名前にグランドマスターと記されているヒーリングの本を手にしながら「だいたい、自分のことをマスターなんて呼ぶ奴は信用ならない」と言っている人がいた。

しかし、自分でマスターを名乗っている訳ではないのだ。使命を果たすと誓って、任命されているのだ。人に任命されただけでは仕事はできない。神聖なマスター達、霊界のマスター、光の管理者達から仕事が与えられている。

昼も夜も、あらゆることが具体的に伝えられ、わからなかったらすぐに教えてくれる。特に困った時は、いつも本当に助けられている。

去年の今頃、新しくスクールを立ち上げるにあたって、十年一緒に学んで来たファシリテーターに「イギリスだったらプリンシパルだけど、それじゃ分かりにくいから校長と呼ぶ立場で一緒に働いてくれない?」とお願いした。

どんな仕事かと問われたので、「何かあった時に、私と一緒に考え対処し、責任を取る仕事」と伝えたら、「それなら是非!やらせてください」と答えてくれた。

5次元とは上下もなく、内と外の違いもなく、自己愛の基盤でここに自立して生きながら、本当の愛と豊かさを実現させる、勇気、強さ、叡智、愛の協働体である。

それを目指して来たけれど、あっ!もうそうなっていた、と彼女の返事が思わせてくれた。ありがとう!

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