さようならさようなら

我が家のハム息子長男の宙さんが
7月6日の夜息を引き取りました。
2歳5ヶ月。
生後3ヶ月で我が家にお迎えしてから
病気という病気もなく元気に育ちました。
人間の年齢で90歳。老衰で立派な大往生でした。
5日の朝から容態が悪くなり、たまたま6日の
この日は台風の影響で夫の仕事が休みで私はこの日透析だったので昼間
宙さんのお世話をお願い出来ました。
そして夫婦2人で宙さんの最期を見送れたのでよかったです。

透析するより以前。当時私は寝たきりだった頃、
一人で家にいる私が寂しくないように動物嫌いの
夫が清水の舞台から飛び降りる気持ちでお迎え
したのがキンクマハムスターの宙さんでした。
お迎えしてから3ヶ月位はまるで赤子の夜泣きのように毎晩ゲージ齧って
暴れ夫婦で寝不足。
生き物触るの一切ダメな夫は宙さんのお世話を
ひとつもすることもなく。
そんな中私の体調の悪さはピークに達して
透析しないと命が危ないと言われ
2~3ヶ月入院することに。
入院が決まりこの時思いきって夫に宙さんの
お世話をお願いしました。
もし飼育放棄されて宙さんの身に何かあったらと
すごく心配でしたがお願いしてから
毎晩LINEに宙さんの画像が送られてきて
最初は宙さんがゲージでごはん食べてる姿。
そのうち夫の手に乗ってる画像。
２週間もしない間に抱っこしてツーショットの画像が
送られてきました。
なんと宙さんのお世話をするうちに
愛情が芽生えたのです。
それから退院まで夫は宙さんと仲良く私の帰りを
待っててくれました。

さて話は戻って宙さんが亡くなった時夫は今まで
みたことないくらい泣き崩れました。
「寿命もあるのはわかるけど。宙の側にもっといたかった」
タオルに包るまれた宙さんを抱きしめながら
子供みたいに泣きじゃくってました。

宙さん大好きなお父さんにこんなに泣いて貰って
よかったね。
お母さんも宙さんがいなくなるの淋しいよ。
3歳一緒に祝いたかったよ。
うちにきてくれてありがとう。
愛してるよ愛してるよ。
だからいまはさようなら。