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母さんとの定番の会話
私は母さんとはちょっとだけ離れて暮らしている。
弟と母さんは同居しているのだが弟は仕事でお昼は
出ているのでお昼ご飯を母さんと一緒に食べている。
ある程度の事は自分でできるのだが危なっかしいところも
あるのでお昼は母さんの下へ通っている。
母さんは気が弱くなると「早くあの世へ行きたい」とか
「私が生きているとみんなの迷惑になる」とか言い始める。
だから私はその度に
「神様はね、意地悪だから早くあの世へ行きたいというと連れてってくれないよ。もっと生きていたいというとなぜか連れて行ってくれるんだ」
というと
「そういうもんかね」と言ってこの話は終わる。
大体これが1週間のうち3回はある。
歳が歳なので多少ぼけているのでさも初めての会話のように始まるのだ。
でも実際私が見聞きしている限りそうなんだよな。
でも半分は気休め、それも自分のために。
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