主治医にCBDの感想を聞いてみた!

前回の“主治医にCBDの事を話してみた!“から3ヶ月が経ち診察の日。
今回は前回渡した資料を元にCBDに興味を持ってもらえたか聞いてみました。

以下主治医とのやりとりを文字起こししました。

【肝臓内科医】
私:cbdの資料を読んでもらえましたか?

肝臓内科医:ざっと読みました。たくさんあったから全部は読んでない。ざっとだけ。ざっとは目を通しました。細かいとこは読めてないけど。

私:(読んでないんかーい!笑)興味は持ってもらえましたか?

肝臓内科医:興味は湧かないです。残念ながら。薬としては使えないから。はい。残念ながら。はいはい。ざっとは読みましたよ。だいぶ前なので記憶も薄いですが・・・

私:そうですか・・・(諦め)今回は処方薬との飲み合わせについて資料を持ってきたので読んでくださると嬉しいです。

肝臓内科医:あんまり多いと全部は読み切れないかもしれないよ。

私:文字も少ないので簡単に読めると思うので目を通してくれると幸いです。よろしくお願いします。

肝臓内科医:はいわかりました。

【腎臓内科医】
私:資料を読んでもらえましたか?

腎臓内科医:読みました。色々苦労したんやね。そうなりながらもちゃんと良くなったからね。うんうん。

私:本当にお陰様です。今日はcbdの飲み合わせの悪い処方薬をプリントしてきたので読んでください。

腎臓内科医:うんうん。また読んどくわね。そうかそうか、色んなもんが作用してくるもんな。

私:リラックスできるというのが1番のメリットかなと思います。

腎臓内科医:そりゃそうやな。ストレスが一番悪いもんな。

【皮膚科医】
私:前回cbdの資料を渡したんですが読んでいただけましたか?

皮膚科医:えーと、私が使う事は絶対にないです。それはこれが特別なものではなくて、医者が使う事はないです。絶対に。なぜかと言うと私ら医者は自由診療ではないので国の言われた通りにやる。それが私たちの立場。漢方薬も私は一切出しません。それは論文的なエビデンスが全くないんですよ。漢方薬には。効く人がいるのももちろん知っていますがそれは自由診療の考えで、私個人の問題ではないからです。皆さんが病院に来てくださるのは私が優秀だからではなくて過去の色んな優秀な先生が論文をもとに根拠のある医療をしてきたから医療というのは今、なんとなく信用されているんです。その信用を利用して私は大した能力もないのにやってると言うのと、cbdは科学的根拠、10人いたら10人がこうなりますよというデータがないので私が関与することは今の段階ではないです。それは私個人の問題ではないからです。医療はみんなが同じことをやるって言うことを前提でやってるんです。それが納得いかない人も当然いるし私だけは違うことをしたい、特別なことをしたいと言う患者さんもおられます。私の考え方は能力のない医者が食べていくためにはどれだけ科学的な根拠が裏付けとしてあるかが大事になってくるので、そこに手を出すわけにはいかないんです。患者がすることに関しては何もおかしいとは思わないです。私にとっては一人一人食事が違うのと同じ発想です。医療は個人個人には合わせてないです。『あなたにはこれ、あなたにはあれ』とはなるべくしないようにしています。そこに納得いかない人はたくさんいると思います。インターネットで調べると治療方法がいっぱい出てくるじゃないですか。それが大事なんですよ。皆さんが調べられるくらいのレベルと医者のレベルは実は今ほとんど一緒になってきています。って言うところかな。

私:色々な情報が飛び交っているので知識の共有ができたら良いなと思っています。医師も患者も関係なく知識の共有ができたら可能性も広がるような気がしています。最終的には患者の笑顔が目標だと思います。

皮膚科医:間違いなく製薬会社は研究しまくってると思います。だけどそこに行かないというのは“まだちょっと難しい“ってなってると思います。

私:特許関連の問題もありますしね。

皮膚科医:動物実験上でそこまで劇的な効果が全員に満遍なく出ないんだと思います。実は免疫のお薬なども自然の植物からできていて、製薬会社はとてつもない量のデータを取っているので、cbdも間違いなく研究しているはずです。製薬会社は本気ですので、今cbdが薬にならないのはPAYしないからなのかもしれません。

フミさんが良くなられた事は不思議なことではありませんし、他の病気でも食事療法で良くなると言うことはいっぱいあります。一緒にしたら怒られるかもしれないけど。薬だけが良くする訳ではありません。“どこの病院に行っても同じ治療にする“と言うのが医療上、保険診療ではとても大事なことです。そこが自由診療との違いです。この病院の治療と別の病院の治療が全く違うと言うことになってはいけないのです。治療方法が同じと言うのが医療に対する信用につながっているんです。保険診療とはそう言うものです。サプリメントを含め皆さんが使っているものや食事が個人で違うのは・・・はい。医療従事者として言えることはここまでです。

私:もうご存知かもしれませんがcbdにも飲み合わせの悪い薬がありまして、その資料を持ってきたので良ければまた目を通してください。

皮膚科医:見ときます。はい。

最後に
今回は三人三様の反応でとても興味深いものになりました。
肝臓内科医は副医院長です。定年前だからか全く興味はありませんでした。事務的な処理の仕方は普段の診察でも垣間見えます。
腎臓内科の先生は文面では冷たく映りますが言葉の使い方が優しく普段の診察でも寄り添ってくれているかのように感じます。文字に起こすと何も考えていないのだなと思いましたが、社会における処世術としては見習おうと思いました。
最後の皮膚科医は本質をついています。その潔さには感服しました。組織人としての立場、給料をもらうためには当初医師を目指していた頃の自分を押し殺してきたのかもしれない。こんなにもはっきりと言ってくれて逆にスッキリしました。

まずはCBDというワードを覚えてもらうというミッションはクリアしたと思います。
がしかし、主治医に興味を持ってもらうような話し方ができなかった事については悔やまれます。

もしこれから主治医に話したいと思っている人は勇気を出して言って下さい。
“CBDというワードを覚えてもらう“ということが重要だと思います。
人間は対象に何度も繰り返し接触することで、好感度や評価が高まる“ザイオンス効果“があります。複数人から『CBDは良いよ』と聞くとその情報の信頼が高まります。私1人では無理だったものが協力し合うと成し遂げることができるかもしれません。

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