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練馬区立光が丘図書館(図書館巡り18)

今日は練馬区の中央図書館的存在、光が丘図書館へ。光が丘の駅から地上へ、2Fに登って歩行者専用道歩いて、大きな光が丘公園。その一角に図書館有り。
自分的に重要なここの特徴は、海外文学が国別に別れていないところ。ウルフの次にエーコが来ている。あと、英米文学でよくある作家事典(フォークナー事典とか)がここでは開架(借りられる)…などなど。

自分的発見の3冊…
ヴォルガ・ブルガール旅行記(10世紀ムスリム使節の報告。トゥルク族、ハザール、キエフ・ルーシ、スカンジナビア人などなど。北方民族の自然観及びムスリム社会での北方認識など…これは…な1冊。遂に東洋文庫着手なるか?)
「スピノザ、異端の系譜」スペインでの弾圧から自由港アムステルダムに逃れてきたユダヤ人(マラーノ)子孫としてのスピノザ。そして、後世の哲学者へと。今超読解読んでるへーゲルは全ての哲学者はスピノザ主義者である、と言ったか言わなかったか…何が「異端」かはまだ謎。
「デリダで読む「千夜一夜」」青柳悦子…文学批評で共著出してる青柳氏初の単著。デリダとアラビアンナイトがどう活かされるのかはまだ謎…ただし、巻末の参考文献、年表、千夜一夜の巻構成表など異様に充実。

でもなあ、2冊目なんかは7400円。「社会の社会」とか「知覚の現象学」とかこういう本を大人買いしたいなあ…他のもの(CDとか旅行とか)は平気でそれ以上出すのに、書籍では1冊4000円以上出せないのは何故だろう?3000円代は清水の舞台…
(2011 05/06)

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