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杉並区立柿木図書館(図書館巡り32)

井荻駅から南西。3F建ての独立建物。いい感じ…な図書館。周りは農地も多い。内容も滋味があっていい。
3Fはロフト感覚。
見たもの。
ブランショの三部作(筑摩書房)。レヴィナスの「全体性と無限」を論じたものが中核を占める。
ボラーニョコレクションより「アメリカ大陸のナチ文学」。架空の人物事典。
オクタビオ・パス「くもり空」。パスの現代社会・政治論。社会主義国家の硬直性を論じ、案外左派が多いラテンアメリカ文学界において、距離を置かれるようにもなる。
小阪修平「現代思想レクチャー2冊分」レヴィ=ストロースまでが上巻、それ以降(デリダ、ドゥールーズ=ガタリ、ボードリヤール他)が下巻。
どこだか出版社よくわからなかったけれど、旅行・探検記、、ルポタージュみたいなのを各巻3編ずつ集めた叢書。白・青ナイル探検記から、ハイエダールの航海記、リンドバーグの「翼よ、あれがパリの灯だ」から真珠湾攻撃まで。
(2020 12/27)

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