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小声書房…アンソロジーとルリユール(本屋巡り44)

北本駅西南、しまむらの先。たい焼き屋の斜め向かい。
ちょっとだけ横長だけど、見た目正方形な本棚のスペース。「アンソロジーを売るお店」がコンセプトなだけに、zineから文庫版アンソロジー、果ては御神籤ブックスなど。奥には棚貸しスペースも。そこにヤーンの「木造船」?があったけれど、これ「岸辺三部作」の第一部なので、「岸辺」買えばいいや(って買うのか?)。
というわけで、今回は、お店にほぼ全点揃っているというルリユール叢書(幻戯書房)…前から気になっていた…からセリーヌの「戦争」(国書刊行会から出ている「戦争」とは違うものらしい)を購入。2750円。同じくルリユール叢書のバリュ=インクラン「独裁者ティラノ・バンデラス」(ガリシアの「独裁者小説」…ラテンアメリカ独裁者三大小説の先駆け?)というのが気になったのだけど、4000円越えるしやめとく。しかし、ルリユール叢書…魅力だな。そして刊行予定にコンラッド 「ノストローモ」あるじゃないか(コンラッド作品は既に「放浪者」が刊行)、出たら買おうかな。
(2023 12/30)

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