市川市立信篤図書館(図書館巡り20)
東西線原木中山駅からすぐ。昔の学校の建物を図書館にしたみたいで、その雰囲気をも楽しむ。
今日は地下鉄東西線(東京の(笑))原木中山駅近くにある図書館へ行ってきた。ここは(たぶん)小学校の校舎を再利用して作ったこじんまりとした図書館。
1Fに子供の本、その隣の教室(笑)に文学作品以外の一般書。2Fに上がる階段踊り場に文庫が置いてあって、2Fの教室(笑)に入ると文学作品がある。
今日はソレリスの「黄金の百合」と、工藤精一郎の「ロシア文学うらばなし」(そんなようなタイトル(笑))を見た。
ソレリスは「物語の発生装置」をみつけようと小説を書いているようで、この作品の前の「揺るぎなき心」では秘密結社の結成自体が、この「黄金の百合」では作中人物が小説を書く為の契約そのものが発生装置になるそうで。そして、その人物が中国宗教学者…今読んでいるカネッティ「眩暈」と繋がるなあ。
「ロシア文学うらばなし」では、ドストエフスキーがシベリアに流刑になるきっかけとなったナントカ事件(笑)の経緯が詳しく書かれている。
(2010 04/10)
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