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「知られざる魅惑の都市たち―EUの東を歩く」 平田達治

世界思想社

平田達治氏の中欧・東欧都市巡りの本は、アールヌーボー(ユーゲンシュピなんとか(笑))建築巡りの本でもあった。19世紀後半辺りから登場したアールヌーボー建築、その題材としてよくあるのが、個人邸宅・橋とか水門とかの土木技術などとともに、銀行・郵便局がある。この当時にはお金を貯めるという行為自体が一種の芸術(と、言って悪ければステータス)だったのではないか、とこれらの建築見て思った。この本、カバンにしのばせて旅に出てみたいな。
(2009 02/28)

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