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大手→ベンチャー転職を決めた理由

開いて下さりありがとうございます!
古い組織で葛藤しているワーママfumi_fumiです。
先日、ベンチャー企業へ内定承諾をしました!
現在、入社に向けて準備中です。(退職交渉が佳境)
今回は、大手に12年勤めた私がなぜベンチャーに転職を決意したかを書きます。

▼本記事はこんな方にお勧めです!
・大手独特の組織にモヤモヤする人
・現職の企業風土がなんとなく合わない人
・転職軸の作り方がわからない人

1.現職の不満と向き合う

”転職”の言葉が頭にチラつく時って何か理由があるんですよね。
それは、「あれが嫌!」というネガティブな理由の時もありますし、「次のステップへ」とか「やりたいことがある」といポジティブな理由の時もあります。

いずれにしても、現職では叶えられない何かがあるから転職を決意するのだと思います。
その気持ちと向き合って、きちんと言語化する事が大切!
私の場合は、ずっとモヤモヤ抱えていた現職への不満を言語化しました。

突然ですが!私の現職の不満ランキングを発表!

■現職の不満ランキング
1位:求める裁量権が与えられていない!(と感じる)
2位:変化を好まない組織である!(と感じる)
3位:年功序列文化が強い!年上=偉い!(と感じる)

いきなり愚痴ぽくなってしまった・・・。
(スミマセン)

(と感じる)と書いたのは、個人的に私がそう感じるだけであって、他の人はそう感じないかもしれないですし、裁量権や変化を好むとか風土って感覚的なものだからです。感覚はひとそれぞれ。

でも大切な事は、自分のモヤモヤをきちんと言語化すること!
私もこの不満の言語化をしたことで、見えた事がありました。
それは、裁量権・変化・年功序列風土の脱却を現職に求めるのは違うなと。

私の勤める会社は財閥系の歴史ある大手。
社員数が多いので、管理職になるには上が沢山詰まっている。(50代プレイヤーが激多い)
自分が管理職になるのにも後10年はかかるのでしょう。
決裁者も多くて、根回しに時間がかかる組織。

でも、大人数をまとめるには、年功序列的な方が統制もととれるし、評価もしやすいだろうし、上が決めたから従えー!とした方が、効率よく業務が回るのだと思います。
(もちろん色々な大手があるので一概には言えないことは重々承知!)

なので、私が裁量権や変化、フラットな風土を組織に求める事自体が違うのであって、求めても良いけど、時間がかかるものですぐには無理だとわかりました。
ないものねだりをしているのだと12年目にしてようやく気づきました。
(時間かかった・・・!)
と、転職の覚悟が固まった所で、転職先に求める事を整理してみました。

2.不満を裏返すと転職軸になる

現職の不満=求めてるのに叶えられない状況 
と定義すると、
不満の裏返し=理想の会社 
と考えられます。

不満ランキングを理想ランキングに言葉を変えてみます。
1.裁量権がない⇒裁量権のある会社
2.変化を好まない⇒チャレンジがウェルカムな会社
3.年功序列⇒フラットな会社

キーワードは揃いました!
あとは具体的なレベル感を肉付けするだけ!
先にも述べましたが、裁量権・変化・フラットって感じ方って人それぞれ。例えば、フラットで言えば、気軽に上司に相談できる事をフラットに感じる方もいますよね。

転職軸って面接で間違いなく聞かれます。
その時に、面接官の方が具体的にイメージができるようにお伝えしないとマッチングミスが起こります。
なので、面接官がシーンを想像できるくらいに言葉を肉付けしていきます。
転職軸に補足説明を作るイメージです。

■肉付け転職軸
1.裁量権のある会社
 L5年以内にマネジメントが積めるような環境で働きたい
2.変化を好む会社
 L新しい企画や業務改善の提案を歓迎してくれる風土
3.フラットな会社
 L年齢に関係なく互いに高めあえる組織

こんな風に転職軸を固めていきました。
具体的な期限(when)やどんなことをしたいか(what)、どんな人達と(who)とどんなコミュニケショーンをとりたいか(how)を相手に伝わるようを意識するとスムーズに面接で語れると思います。

3.転職軸にマッチする企業を探す

私の転職軸は、「裁量権・変化・フラット」だったので、ベンチャーかなぁと思うようになりました。
でも大手だって、変化を好む風土の所もあるし、どうやって探せばいいんだ!結局面接までいかないとわからにのか!と迷うようになります。
でも色々なベンチャーのHPを見ているうちに、ベンチャーに惹かれていくのがわかりました。

・企業の成長を自分事として楽しみたいな
・未整備な環境であれば、自分の介在価値があるかも
・目指しているものがシンプルでわかりやすい

まだまだ成長余地のあるベンチャーって楽しそうだなと思えました。
複雑に絡み合った組織である大手にいるからこそ、それはとても魅力的に映りました。
そして、私はベンチャーへ行く覚悟ができました!
でも、大手からベンチャーに行く方は特に必要な覚悟があります。

4.大手→ベンチャーに転職で覚悟しておく事


それはズバリ!お金です!

企業フェーズにもよるかと思いますが、
一般的にベンチャーは退職金と賞与が出ない事が多いです。
これ、私は内定が出た後に知りました・・・!
(未知って怖い)

私の場合、年収はそこまで落ちずに内定が出たので賞与は誤差の範囲と思えたのですが、退職金って全く考えていなくて・・・。(ベンチャーが退職金がでない理由はこちらのサイトがわかりやすく解説⇒

ちなみに、退職金って定年まで勤めたら、だいたい大手大卒だと2500万程度という記事もありました。(参考サイト) 
すると30年で2500万溜めるとすると、月々7万円くらい積み立てが必要??
それは無理!老後どうするの?

と焦ったりもしました。

5.ベンチャーに転職を決めた理由

それでも私がベンチャーに転職を決めた理由はただ一つ!
「人生一度きり。後悔したくない!」

お金とやりがいを天秤にかけた時に、
やっぱり、「お金<やりがい」 だったんですね。
なので、ベンチャーにいって、思いっきりやりがい持って働こうと思います!
こんな風に迷った時に、振り返ると良いのが転職軸。
転職軸をしっかり固めておくことで、決断ができます。

(裏話)
ベンチャーに内定が出た後に、退職金や賞与がなさそうな事を主人にグダグダグダ相談していた時に、
主人から「退職金欲しさに社畜になるの???笑」
の一言が後押しになってベンチャーへの転職を決めました。
「社畜は嫌だ!」
そして、旦那に社畜って思われたくない!!!というプライド。
私の主人はいつも右斜め上から背中を押してくれます。

いずれにしても、世帯収入、生涯収入に関係することなので、
転職で迷ったら家族や信用できる人に相談することをおすすめします。


ここまで読んで下さりありがとうございます!
次回は、育児×家事×現職×転職活動のリアルを記事にしたいと思います!


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