我が家の石油給湯器が故障しました(ノーリツ製使用12年エラー140)。修理業者の杜撰な対応に腹が立ちます。

我が家で使用していた石油給湯器が故障しました。ノーリツ製のOTQ-G4702AWFFです。使用は約12年、これまでにもバーナーと基板を交換したことがあります。

ちなみにエラー140というのは、給湯器に搭載されている安全装置のエラーだそうです。

統計的に見ても非常に多いエラーで、過熱防止装置という安全装置が作動することによって出るエラーです。過熱防止装置とは、お湯が作られる熱交換器や、火が付くバーナー部分など熱くなる部品近辺に取り付けられており、それらの部品が異常に熱を持った場合に反応して燃焼を止めるという役割を持っています。ちなみに部品自体はヒューズのようになっており、熱に反応して破壊されるタイプの部品のため応急処置は難しいです。仮に電源を入り切りして使えるようになったとしても直ちに業者を手配することをオススメします。過熱防止装置は、別名:温度ヒューズとも呼ばれます。

参考:ノーリツ製ボイラー(給湯器、暖房機)のエラー140について


実際に修理業者の人に来てもらうと、確かに安全装置が断線していてエラーを出してしまっているという説明を受けました。そして使用年数が10年以上になっていること、今回の安全装置の故障原因が燃焼状態の悪化によるものである可能性が高いこと等から、給湯器は修理ではなく買い替えの方向で考えた方がいいと言われました。

これまでに一度修理しているとはいえ、確かに使用開始から12年にもなる給湯器なので、最初から給湯器を買い替えるつもりではあったのですが、なぜかあるタイミングから「修理してもいいかもしれない」という方向に話が進み始めます。


「私の旦那が以前勤めていた会社がガス会社で、知り合いが安く給湯器を売ってくれるようなので、そちらから購入します」と言ったところ、明らかに修理業者の人の顔色が変わり、さっきまでは買い替えの方向を勧めていたのにも拘わらず、急に修理を勧めてきたのです。

私としては「今修理しても、交換しない部品がすぐ壊れてしまう可能性が高いから、何度も修理で騙し騙しやっていくよりも思い切って新しい物に替えた方がいい」という考えで、修理業者の人も最初はこれに同調してくれていたので、気持ちは完全に買い替えの方向に向いていました。

ところが、別の業者に依頼すると言った途端に「あと1回くらいは修理してもいいかもしれない」と言い出したので、この修理業者の人に対する不信感がとてつもなく大きなものになってしまい、出張料と点検料を支払うのも嫌になってしまったというわけです。


業者の人を呼んで家まで来てもらっているわけですから、出張料や点検料が発生するのは分かりますし、私も最初は気持ちよく支払うつもりでした。しかし、コロコロ変わってしまう診断料に数千円もの価値があるとは到底思えません。

私が請求されたのは出張料と診断料で5000円ほどの料金で、最初は「これくらいかかるだろうなぁ」という気持ちもあったのですが、そもそも電話で依頼をした時点で「呼ぶだけでも5000円くらいの出張料が掛かりますよ」という説明をしてくれなかったのも不親切だなぁと思いましたし、ここでもし「出張料と点検料が20000円になります」と言われたら、それを払わなきゃいけないのかとか、色々と腹が立ってきてしまいました。


結局、修理業者の人には修理の時と買い替えの時の見積もりを両方もらい、もし知り合いから買い替えるという場合で修理をキャンセルするなら5000円ほどの出張料と点検料を請求されることになったのですが、ここで出されてきた修理の金額が当初の内容とまた変わっていたんです。

最初は「修理でも10万円を超える」と説明があったのに、いざ修理見積をみたら20000円程度に変わっていました。ここにも腹が立ったので、実際に来てくれた修理業者ではなく、メーカーのコールセンターに電話をしてクレームを言ったところ、最終的には出張料と点検料も払わなくていいということになりました。


なんか私がわがままを言ったせいで、出張料と点検料を負けたみたいに思われているのかと思うと余計に腹が立つのですが、後から聞いてみると過熱防止装置という部品は1000円~3000円程度の安い部品で、非常に故障が多い部品なんだそうです。

ただし交換する作業が少し手間で、修理業者の人も「なんとか修理をせずに買い替えさせたい」と考えるのか、できれば自分の手で買い替えさせようと考え、それが叶わないなら高い修理に持っていこうと考える業者がいると聞きました。

全部が全部そういう業者ではないと思いますが、修理担当者によってはこういうことを平気で行ってきます。給湯器でエラー140が出た場合の修理は注意してください。

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