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物価高騰の本当の理由。そもそもなぜ物価が上がるの?

この記事は、現在起きている物価高騰などについて著者が独自に調査した内容をわかりやすくまとめました。
また、物価高騰によって引き起こされるあらゆる問題を、経済的視点で色々述べたいと思います。

この記事の最終更新:2022/10/7   この記事の文字数:2,118字    約4分で読めます


生活に直結する食料品、電気やガスの料金、飛行機や特急などの一部の交通機関、高速道路の上限料金の値上げなどが、深刻な影響を及ぼしています。

なぜ、急激な価格高騰が起きたのか

①国際的な原材料価格の高騰←大規模な財政措置と物流の混乱による

②ロシアのウクライナ侵攻←先進国対ロシア制裁措置による影響

③円安←日本と利上げを進める米国の金利差の拡大

この3つが要因として挙げられます。


物価高になる主な原因とは

給料は変わらないのに価格は上がる


物価高は、世界中の様々な出来事が経済に影響を与えることで起こります。

・需要が供給を上回る
・原価の値上げ
・賃金の上昇
・貨幣供給量の増加
・デバリュエーション
・政策と規制

などがあります。

今回の物価高になった原因として考えられることは?

ロシア侵攻で食料高騰
中国都市封鎖
人材不足による賃金上昇


円安になるデメリットとメリットは?

輸入が不利
外国への旅行に歯止めがかかる

輸出に有利
観光客が喜ぶ





日本は財政危機

加えて日本は巨大地震列島

現在の日本はどれくらい借金があるか?

本年3月末で、実に1241兆円。

GDP(国内総生産)との比率では260%を超えている。
このような国は世界で日本だけです。

国家の借金の深刻度はGDP比率でわかりますが、他国と比べた場合
アメリカ132%、ドイツ70%、
財政危機に陥っているギリシャでさえ198%
同じく財政危機のイタリアでも150%です。

日本の260%超がいかに異常で深刻かが、わかりますね。
もういつ財政破綻してもおかしくありません。

なぜ、このような状況に陥るのか。
その根本原因は、まさしく異次元金融緩和にあるでしょう。


日本は今、物価高騰だけでなく、国内の財政危機も同時進行しているというわけです。



世界恐慌は避けられない

第二次世界大戦が勃発した世界大恐慌


いきなりですが、悲しい事実をお伝えします。

戦争は、対岸の火事ではありません。

自分には戦争など関係ないと言えない世の中になりました。
実際に、ロシアのウクライナ侵攻が原因で物価が高騰し生活に悪影響を及ぼしています。

第二次世界大戦を見てもわかるように、世界大戦の前には「世界恐慌」が必ず起きます。

それは、連日報道されている世界中で起きているストライキやデモ、警察が出動するほどの悲惨な暴動を見れば理解できます。

いま、世界同時不況・世界同時バブル崩壊が現実化しているのです。



リーマンショックが発端

リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが2008年9月15日に経営破綻


なぜ世界恐慌がおきるのか。

それは、12年前のリーマンショックに端を発しているのです。

リーマンショックとは
2008年9月にアメリカの有力投資銀行である「リーマンブラザーズ」が経営破綻し、それをきっかけに世界的な株価下落・金融危機が発生したことを指しています。

このとき、金融が目詰まりを起こし金融恐慌を起こすことを恐れて、世界各国の政府が中央銀行に異常な金融緩和を催促しました。

その結果、ついにいま世界中が抱える借金の総額は天文学的な数字をはじき出したのです。

その総額は2京7000兆円を超えると予測している経済学者もいます。

もし、時間があったら調べてみてください。

この借金総額というのは、政府・企業・金融機関・家計、これらを全部含めた借金総額です。

そして、この大借金が株式・土地・債券などに投資されたからバブルになったのです。


世界恐慌は必ず起こる

生活を圧迫するあらゆる値上げへの不満は世界で広がっている


しかし、バブルは必ず崩壊します。

それが、いまの現状です。

いま、お金の流れが逆回転しているのです。

それが、世界同時不況・バブル崩壊となり、やがて世界大恐慌となるでしょう。


世界中に不信と憎悪がみなぎる

世界大戦乱の惨禍は想像を絶する


ひとたび、世界恐慌・世界経済危機が起こればどうなるのか。
想像するのは難しくありません。

世界各国に失業者があふれ、社会は不安定になり、世界の国々が相互に不信と憎しみを懐くようになります。

周知のごとく、アメリカと中国は貿易戦争を繰り広げ、このままでは中国は国家破産に追い込まれる可能性さえあります。

北朝鮮を見ると、アメリカによる経済制裁で苦境に陥っています。

ここに、憎悪が生まれて相手を倒さなければ自国の生存はありえないと、互いに思い込むようになります。

個人においても国家においても、ひとたび存続の窮地に立たされれば理性的な判断を見失うものです。



恐るべきは核使用の世界大戦

すでにロシアは、ウクライナ侵攻の前にアメリカを念頭に置いて、中国と事実上の軍事同盟を結んでいます。

これは、今後も注視する必要があると思っています。

もし、中国を中心とする核大国が手を組んで、アメリカと対決したらどうなるか。

もし、全世界を巻き込んで核兵器を使用する世界大戦争が起きたらどうなるか。

世界大戦乱の惨禍は想像を絶するものになるでしょう。



未来は変えられる

芙蓉noteは信頼できる情報を提供しています


政治も経済も不振で、将来に希望が持てず不安だけが募ると感じている方は多いのではないでしょうか。

私も、不安を抱えています。

ですが、未来を変えることはできます。

では、どのようにして未来を変えていくのか。

それは、正しい選択をすることだと思います。

正しい選択をすることで、たとえ苦境に陥っても道は開けるはずです。

そのヒントになるような記事をこれからも書いていきたいと思います。


(了)


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