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4生きていく目的探し④「生きていると身体で感じることの大切さ。」

④「生きていると身体で感じることの大切さ」

「生きている」と感じる時間はありますか?

いのちの危機に直面したり、
恐怖を感じた時、高揚感に包まれる時など
内容の良し悪しは置いておいて「感じる」こと。

それは、生きていく上でとても大切な事だと思います。

最近仕事をする上で、情報収集のために動画サイトをみることが増えました。



我が家にはTVがありません。
TVを置かなくなって10年以上がたちます。

TVがあった時は、特に見たいものがないのに
リモコンをパチパチして、長い時間チャンネルをずっと変更していたことがありました。


結局は見たいものではないものを見るか、
やめるかの二択なのに
それすら選択できない時間を過ごしていたように思います。


PCでの動画となるとリモコンでチャンネルを変更するというアクションなしに
一つ見たらどんどん次の動画が再生され、
途中にCMなども挟んだりしますよね。

すると
一番最初に検索した内容なんてもう忘れて、
永遠に関連動画を見てしまった。
という経験ありませんか?


本来自分が見たかったものとは別に、
相手(AIなのか、広告主なのか)が見せたいものを見せられている。
その事に気づかない事すらありますね。

当たり前の事ですが
画面の人は「HOW TO」は教えてくれても
結果に責任を持つことはありません。
何かあったときに寄り添ってくれる人は画面の中の人ではない。


あくまでも自分に必要な情報をとりに行くためのツールとして使うのであれば問題ないと思うのですが、心を動かしてもらうために膨大な量の情報を取り込むことは、更に自分自身を混乱させてしまいかねないと思っています。




長時間動画コンテンツを見た日。
心がザワザワして落ち着かなくなることはないですか?
受け取る情報が多すぎて、自分の中で消化できずに、止まっている感覚。



私はそんな時は必ず海に行くか、
時間がない時は屋上から夕日を眺めたりしています。

たとえ海が近くになくても

例えば雨が降る前の匂い

近所に咲き始めた沈丁花の香り

鳥のさえずり

近くの小学校で子どもたちの遊ぶ声

太陽の日差しなど

五感を使う事に集中して
それを自覚できると
自分の軸に意識が戻ってきます。   


◯センチ✖︎◯センチの画面の中の世界から目線を上げて五感をフルに使ってみてはいかがでしょう?

難しくもなくて、壮大でもない。
半径1メートル以内にも生を感じられる
キッカケはたくさんあります。


自分の中にある
微細な感覚を取り戻して
まずは心と身体で感じてみませんか?






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